広瀬すず『片思い世界』で共演の杉咲花&清原果耶を絶賛「見ているだけで幸せ」
映画『片思い世界』完成報告イベント。左から杉咲花、広瀬すず、清原果耶、土井裕泰監督 ©︎The Hollywood Reporter Japan
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俳優の広瀬すず、杉咲花、清原果耶の3人が主演する映画『片思い世界』の完成報告イベントが3日、都内のホールで行われた。
『怪物』(2023)などの坂元裕二氏によるオリジナル脚本で、土井裕泰監督と2121年『花束みたいな恋をした』以来のタッグ。12年間、一軒家で同居してきた3人のそれぞれの「片思い」が浮き彫りになり、希望に向けての一歩を一歩踏み出していく物語だ。
撮影は2023年春。広瀬は「3人の世界で私は長女、父親、母親、妹にもすっとなれる役割の存在になればいいと思っていた。楽しくて、愛おしい2人を見ているだけで幸せだった」と振り返った。
杉咲も、「撮影中はセッティングの間もずっと一緒にいて、心の中には常に2人の顔があって灯りをともしてもらえた。クランクアップの頃になると、クランクアップした時は幻だったのかと思うくらい喪失感があった」と回想。清原は、「2人が大好きで、姉2人がいるからこそ自由で活発、無邪気に生きられたシーンがたくさんあった」と感謝した。
もともと坂元氏が、この3人を主人公に物語をつむぎたいと思い立ったのが企画の端緒。土井監督は、「3人が一つの場所にいる時の幸福感が凄い。3人とも難しい役だったが、生き生きするほどに切なくなる。物凄い力が生まれ、3人が輝いている瞬間が焼き付けられた映画になった」と自信のほどを語った。
坂元氏が作詞し劇中でも印象的に流れる楽曲「声は風」を、映画と同じ杉並児童合唱団が生歌唱。広瀬は、「撮影の時が一気によみがえってきた。真っすぐでピュアな声と、坂元さんの言葉(歌詞)に癒されました」と感激していた。
『片思い世界』は、4月4日に全国で公開される。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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