ロバート・ダウニー・Jr.が1年間の刑務所生活を語る:「遠く離れた惑星に送り込まれたようだった」

ロバート・ダウニー・Jr. 写真: ©AXELLE/BAUER-GRIFFIN/FILMMAGIC
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『アイアンマン』のロバート・ダウニー・Jr.が月曜日、出演したポッドキャスト番組で90年代後半に送った刑務所生活について明らかにした。

自身の薬物問題への拒否感を語りながらも、ダウニーは“怒れる判事によって過剰な刑が言い渡され、カリフォルニアのノース・カーン刑務所に送還された”と当時を回想。ノース・カーンは“どこの刑務所に収監されるかを決める受け皿のような施設”だったといい、“おそらく人生で最も危険な場所”と表現した。ダウニーによると、バラバラの安全レベルの囚人がひとまとめにされていたそうだ。

「とにかく空気に悪が漂っている。極悪な近隣住民のなかに身を置いているようなものだから、まったく問題ではなかった。チャンスなんてありゃしない。この場所にあるのは、脅威だけ」

ノース・カーン刑務所で下着を後ろ前に着てシャワー室に入ったとき、周囲から“クスクス笑いとヤジを買った”と明かした。その後、カリフォルニアの薬物乱用治療施設と州立刑務所に移送され、現実を受け止めるのに2週間かかったという。

「人間は、一見不可能なことに短期間で適応できるようにプログラムされている。刑務所に送還されるよりも酷いことは起こり得ます。でも、私たちは自分の知識だけを頼りにするしかない。想像するなら、おそらく自分に起きた最悪のことでしたね」

獄中では“危害を加えたいという気持ちがある限り、ターゲットにはされない”のが普通だったといい、「それが人を傷つけたいという素振りをみせることと、実際にそうしたい気持ちをもっていることの本当の違いですね」と続けた。

1996年のコカイン所持をめぐり裁判所が命じた薬物検査を受けなかったことで、ダウニーは1999年に3年の刑期を言い渡された。2000年に保釈金を支払い、結局1年で早期釈放されることになった。

番組内でダウニーは、収監を「惑星が一列に並ぶまで家に帰る方法がない。とある遠く離れた惑星に送り込まれた感じ」と喩えた。

※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌

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