【シンガポールGP】アカデミー賞女優ミシェル・ヨー、F1のレジェンドで夫のジャン・トッドと一緒にグリッドへ登場

Credit: David Schneider / Hersey Shiga

シンガポールGPは、F1カレンダーの中で最も魅力的なGPの一つだ。 2023年のGPでは多くの国際的に有名なアジアの著名人がグリッドに姿を現し、期待を裏切らない顔ぶれであった。中でも注目を集めたのは、今年のアカデミー賞で主演女優賞を受賞した国際的大女優のミシェル・ヨー。夫であるF1界のレジェンドのジャン・トッドを伴って登場した。

シンガポールGPでカルロス・サインツがポールポジションを獲得し、ランド・ノリスとルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルを抑え、勝利を収めた。これはシーズン初のレットブル以外のチームの勝利となった。

サインツはスタートでリードを保ったが、シャルル・ルクレールがソフトタイヤを選択したため、ルクレールはラッセルを抑えて2位に浮上。

その後、ローガン・サージェントのクラッシュによるセーフティカーを回避、ラッセル、ノリス、ハミルトンの追い上げを阻止した。

グリッド・ウォークに参加するミシェル・ヨーと夫のジャン・トッド Credit: David Schneider / Hersey Shiga

ラッセルとハミルトンがルクレールを追い抜いたが、2番手となったノリスはサインツを追い抜くことはできず、サインツは自身のキャリア2勝目を収めた。

ラッセルが最終ラップのターン10でバリアに阻まれたため、ハミルトンが3番手、今季3度目の表彰台を獲得した。ルクレールは5番手のマックス・フェルスタッペンを抑えて4番手となった。

続いてピエール・ガスリーが6番手、オスカー・ピアストリが7番手となった。セルジオ・ペレスはアレックス・アルボンとの接触により5秒のタイムペナルティが科されたが順位に影響はなく8番手。

シンガポールGPでのステファノ・ドミカリとモハメド・ベン・スライエム Credit: David Schneider / Hersey Shiga

リアム・ローソンはケビン・マグヌッセンを抑えて9番手、自身のアルファタウリでのF1キャリア初のポイントを獲得した。アレックス・アルボンは11番手となり、12番手の周冠宇と13番手のニコ・ヒュルケンベルグを上回った。

14番手のサージェントと15番手のフェルナンド・アロンソはレース中にアクシデントに見舞われ、アロンソには5秒のペナルティが科された。

終盤にクラッシュしてしまった16番手のラッセル、トラブルに見舞われたバルテリ・ボッタスとエステバン・オコン、そしてレースのオープニングラップでセルジオ・ペレスとの接触によりリタイアとなった角田裕毅はレースを完走することはできずにグランプリを終えた。

サインツが優勝、レッドブル連勝を阻止 Credit: David Schneider / Hersey Shiga

「状況としては、無理やり入ってこられて接触し、ラジエーターまでいってしまってクーリングシステムが終わってしまった。エンジンがクール出来ないので、エンジンにもダメージがあるかもしれないとのことだったので車をすぐに停めました。車にはペースがあっただけに残念です。戦略としては1ストップを狙っていました。どういうレースが出来ていたのかはわかりませんが、せめてレースをして試したかったです。車のペースは良いですし、日本GPが本当に楽しみなので、それに向けて気持ちを切り替えて最大限まとめたいです。」と角田は語ってくれた。

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