コリー・フェルドマン、ジョニー・デップのせいで『ギルバート・グレイプ』を降板させられたと告白

コリー・フェルドマン、映画『ギルバート・グレイプ』写真:Photo by Jerod Harris/Getty Images; Everett Collection
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俳優のコリー・フェルドマン(『スタンド・バイ・ミー』)が自身のキャリアを振り返り、ジョニー・デップ主演の映画『ギルバート・グレイプ』(1993)にキャスティングされていたことを明かした。
ポッドキャスト番組『The Magnificent Others』に出演したフェルドマンは、「実はレオナルド・ディカプリオの役を演じる予定だったんだ」と告白。そして司会者が「降板させられたのか?」と尋ねると、フェルドマンは「ジョニーがやった」と答えた。
「彼は僕の後にキャスティングされたんだけど、プロデューサーの耳元で僕のことが気に入らないって囁いたらしい。それで『あいつはジャンキーだから、一緒に仕事はしない』って言ったんだ。この話をするのは初めてだと思う。だから、これを言ったことで僕は吊るし上げられるかもしれない」
フェルドマンは当時ドラッグを使用しておらず、クリーンだったと主張している。「その時はちょうど断酒して、リハビリを終えたばかりだった。人生を立て直して、むしろリヴァー・フェニックスを助けようとしていたんだ。リヴァーは当時デップと一緒に行動していた。そしてみんなが知っている通り、リヴァーがこの世を去った最後の夜を過ごしたのはジョニーの店だった。だから想像できるだろうけど、これは僕にとってかなりの棘だった」
『ギルバート・グレイプ』に出演したディカプリオは、本作で初のアカデミー賞ノミネートを果たした。しかしフェルドマンは、今でもこの映画を観たことがないと語り、「まだ苦い思い出のままだ」と明かした。そして「もし僕が降板させられずにあの役を演じていたら、その後の人生はどうなっていたんだろう?」と疑問を投げかけた。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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