米興収:『マインクラフト』が引き続き首位、新作トップには『キング・オブ・キングス』

(L-r) JACK BLACK as Steve, JASON MOMOA as Garrett and SEBASTIAN HANSEN as Henry in Warner Bros. Pictures’ and Legendary Pictures’ A Minecraft Movie, a Warner Bros. Pictures release.
『マインクラフト/ザ・ムービー』のジャック・ブラック、ジェイソン・モモア、セバスチャン・ユージーン・ハンセン 写真:Warner Bros. Pictures
スポンサーリンク

マインクラフト/ザ・ムービー』は勢いが止まらず、世界興行収入で5億5,060万ドルを突破し、2025年に10億ドル超えを達成する初の作品になる可能性が高い。北米での累計は2億8,100万ドル、海外では2億9,660万ドルを記録しており、中国では2,050万ドルと最近のハリウッド作品の中でも特に好調な滑り出しとなった。一方で、中国政府による輸入制限の強化を受けて、中国での2週目の興行収入は68%の大幅減となった。

『マインクラフト/ザ・ムービー』の成功により、北米の興行収入は2024年同時期の水準と並び、回復傾向が見られる。レジェンダリー(25%出資)がワーナーヴァーティゴと共同で制作しており、4,289館で公開された。観客による一部の騒々しい行動も話題となっているが、4月21日のイースターを前に公開された新作の中でも断トツの人気を保っている。

『マインクラフト/ザ・ムービー』、日本での劇場公開は4月25日から。

新作の中では、Angel Studiosによる信仰をテーマにしたアニメ映画『The King of Kings/キング・オブ・キングス(原題)』が1,900万ドルの好スタートを切り、2位にランクインした。米国中西部で高い支持を集め、観客評価はA+。子どもを無料で招待するマーケティング施策も功を奏した。同作は『サウンド・オブ・フリーダム』に続くAngel Studiosのヒット作となり、聖書を題材にしたアニメ作品としては史上最高のオープニング成績を記録した。

その他の新作では、ディズニーと20世紀スタジオの『アマチュア』(1,500万ドル)、A24の戦争ドラマ『Warfare/ウォーフェア(原題)』(830万ドル)、そしてユニバーサルとブラムハウスによるスリラー『Drop/ドロップ(原題)』(750万ドル)が続いた。また、人気ドラマ『ザ・チョーズン』の劇場版第5シーズンの第3部も2,296館で上映され、580万ドルの収益を上げて6位にランクインした。

以下、週末(4月11日~13日)の北米興収ランキング

1.『マインクラフト/ザ・ムービー』(8060万ドル)
2.『The King of Kings』(1900万ドル)
3.『アマチュア』(1500万ドル)
4.『Warfare』(830万ドル)
5.『Drop』(750万ドル)

※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

【関連記事】

スポンサーリンク

類似投稿