デヴィッド・F・サンドバーグ、IP映画に疲弊 ―『シャザム!』続編後はもうやりたくなかった

『シャザム!~神々の怒り~』の不振を受け、デヴィッド・F・サンドバーグはIP(知的財産)ベースの映画を手がけることに嫌気が差したと明かした。しかし、ホラーゲーム原作『アンティル・ドーン 惨劇の山荘』の脚本に惹かれ、再びIP映画の監督に挑戦することを決意した。新作映画『Until Dawn -惨劇の山荘』では、幼い頃からの夢だった本格ホラー表現にも挑戦している。
『シャザム!』続編後、「IP映画はもうやらない」と決意
サンドバーグは、2019年の『シャザム!』、続く2023年の『シャザム!~神々の怒り~』を監督した。しかし、続編の興行成績がふるわず、ファンからの批判や死の脅迫を受けたことで、「もうIP映画はやりたくない」と感じたという。「ファンは時に非常に怒りっぽくなり、命の危険すら感じる」とゲームスレーダープラス(GamesRadar+)に語った。
ホラー回帰を目指すも、『Until Dawn -惨劇の山荘』に心動かされる
『アナベル 死霊人形の誕生』後、長年『シャザム!』に取り組んできたサンドバーグ。当初ホラージャンルへの回帰を目指していた。一方で、2015年のサバイバルホラーゲームを原作とする『Until Dawn -惨劇の山荘』の脚本に触れ、「とにかく楽しく作れそう」と感じ、再びIP作品に挑む決断を下した。
ホラー映画制作は「子どもの頃からの夢」
『ライト/オフ』でも知られるサンドバーグは、『Until Dawn -惨劇の山荘』の制作について「『シャザム!』2作よりも複雑だったが、夢のような経験だった」と述べた。「R指定の殺戮シーンや特殊メイク、モンスター描写をふんだんに盛り込めたのは、子どもの頃からの夢だった」と喜びを語った。ただし、限られた予算と時間の中での制作は大きな挑戦だったという。
まとめ
『シャザム!』で苦い経験をしたデヴィッド・F・サンドバーグは、『Until Dawn -惨劇の山荘』で本来のホラー愛を取り戻した。IP作品への挑戦は続くが、そこには自身の原点への回帰という強い意志がある。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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