Kōki,『女神降臨』2部作完結に万感「私にとって特別な存在の作品」
俳優でモデルのKōki,が主演する映画『女神降臨 After プロポーズ編』が1日、全国321館で封切られた。Kōki,は共演の渡邊圭祐、綱啓永、菅井友香、堀夏喜、宮世琉弥、筒井真理子、星野和成監督とともに東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで初日舞台挨拶。「私にとって、新しい自分と出会うきっかけをくれた特別な存在の作品」と万感の表情で語った。
累計64億ビューを誇る韓国の人気ウェブ漫画を実写映画化した、2部作の後編。『女神降臨 Before 高校デビュー編』で、メイクの力によって2人のイケメン同級生に告白された麗奈が大学生となり、メイクアップアーティストになる夢に向かって進みながら、三角関係の結末が描かれる。
Kōki,は「夢に向かって頑張る姿が印象的なので、ポジティブな気持ちを表現することに気をつけました。メイクや衣装もより華やかにして、ずっと努力していることを表現したかった」と説明。星野監督も「前編を見ると初々しさがあって、後編との演じ分けができていた」と褒めた。
タイトルにちなみ、登壇したキャストがKōki,に理想のプロポーズをする企画を開催。同性の筒井が「お父さん、お母さんより年上だけれど、家族になってください」と告白すると会場からは歓声と笑いが起こり、Kōki,も思わず筒井の手を握り締めた。
優勝したのは、トップバッターを買って出た綱。「俺らの関係は運命だと思っている。いろいろな恋愛経験をしてきたと思うけれど、最後の最後は俺を選べよ」と、じゃっかん上から目線の決めゼリフだったが、Kōki,は「皆さんの言葉が素敵で、全て心にグサッときまいた。綱くんの雰囲気に心を持っていかれました」と評した。綱も「ビックリしたけれど、本気でうれしいです」と破顔した。
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Kōki, は締めの挨拶で声を詰まらせ、渡邊がハンカチを渡そうとしたが「大丈夫」と気丈な振る舞い。「監督をはじめ素晴らしいチーム、大好きなキャストと作り上げました。皆さんに少しでも勇気と笑顔、そして挑戦したい、なりたい自分になることをあきらめないという背中を押すメッセージが届いてくれたらうれしい」と願いを込めた。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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