ジャッキー・チェン主演作『The Shadow’s Edge(原題)』、世界各地で販売契約を締結

ジャッキー・チェン主演の新作アクションスリラー『ザ・シャドウズ・エッジ(原題:The Shadow’s Edge)』が、カンヌ・マーケットの開幕にあわせて各国で販売契約を結んだ。販売代理店ゴールデン・ネットワーク・アジアは、欧州、アジア、南米などで配給権を次々に確保している。
各国で相次ぐ販売契約
ドイツではPlaion Pictures、東欧ではSPI Internationalが権利を取得。また、トルコはATV、ラテンアメリカはGreat Moviesが配給を担当する。日本ではクロックワークス、韓国ではNK Contentsが契約を締結した。
さらに、マレーシアではShanghai Pictures、インドネシアはPrima Cinemaが担当。シンガポール(Shaw Renters)、台湾(Eagle International)、カンボジアとミャンマー(Abnormal Studios)、モンゴル(Izagur Media)でも配給契約が成立している。一方で、CIS、ウクライナ、ベネルクス地域でも配給が決まった。そのほかの地域についても、現在交渉が続いているという。
ベテランと若手が共演する注目作
本作の監督はラリー・ヤン。彼は、中国の新世代を代表する商業映画作家の一人である。ジャッキー・チェンとは2023年のヒット作『ライド・オン』でもタッグを組んでいる。また、現在はポストプロダクション中であり、中国では年内に劇場公開が予定されている。
物語の舞台は、ネオン輝くマカオの街。チェンは、元マカオ警察の監視専門家として登場する。彼は若手刑事チームと共に、ハイテク犯罪組織の摘発に挑む。ここでは、旧式の捜査術と最新の監視技術のぶつかり合いが描かれ、緊迫の攻防戦が展開される。
20年ぶりの再共演と新星キャストの競演
さらに注目すべき点として、ジャッキー・チェンはレオン・カーフェイと約20年ぶりに再共演する。2人が最後に共演したのは、2005年の『THE MYTH/ 神話』だった。
また、レオンは最近ではツイ・ハーク監督の『射鵰英雄伝:侠之大者』に出演。そして今週、カンヌのミッドナイト・スクリーニングでプレミア上映される『風林火山(原題:Sons of the Neon Light)』にも登場する。
本作には中国の若手スターも多数出演している。『シスター 夏のわかれ道』や『The Volunteers (原題)』シリーズで知られるチャン・ツィフォン。『Creation of the Gods(原題)』シリーズのツー・シャー。さらに、K-POPグループSEVENTEENのメンバー、ジュン(ウェン・ジュンフイ)も名を連ねる。
製作は『ライド・オン』を手がけたヴィクトリア・ホン。また、iQIYI Pictures、Tao Tickets、Hairun Pictures、China ChenXiangが製作を支援している。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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