エル・ファニング、『ハンガー・ゲーム』前日譚で若きエフィー役に抜擢

実力派俳優のエル・ファニングが、映画『ハンガー・ゲーム:サンライズ・オン・ザ・リーピング(原題)』で若き日のエフィー・トリンケット役を演じることが明らかになった。
本作は、スーザン・コリンズのベストセラー小説『Sunrise on the Reaping(原題)』を原作とし、ライオンズゲートが制作。監督は前シリーズでもメガホンを取ったフランシス・ローレンスが務め、2026年11月20日に全米公開が予定されている。
物語の舞台は、シリーズ第1作『ハンガー・ゲーム』の24年前。第50回ハンガー・ゲームの参加者が選ばれる朝から始まる。ファニング演じる若き日のエフィーは、ヘイミッチ・アバナシーのスタイリストとして登場。これまでの映画シリーズでは、エリザベス・バンクスがエフィー役を演じ、華やかで印象的な存在として人気を博していた。
キャスティング発表にあたり、ライオンズゲートの映画部門共同社長エリン・ウェスターマンは次のようにコメントしている。
「原作が発表された時点で、ファンの間では“若きエフィー役は誰が演じるのか”と話題になっていました。エリザベス・バンクスが築いたキャラクターのイメージを引き継ぎながらも、新たな魅力を吹き込める存在として、私たちはエル・ファニングしかいないと確信していました。彼女の持つ温かさ、輝き、そして深みが、まさにこの役にふさわしい。彼女が参加してくれたことを心から誇りに思います」
『ハンガー・ゲーム』シリーズはこれまでに全5作が公開され、世界中での累計興行収入は33億ドルを超える大ヒットを記録している。
ファニングは近年、アカデミー賞候補作『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』や、カンヌ国際映画祭でプレミア上映されたヨアキム・トリアー監督の『Sentimental Value(原題)』に出演。さらにApple TV+の新作シリーズ『Margo’s Got Money Troubles(原題)』や、20世紀スタジオによる新作『プレデター:バッドランド』など、話題作への出演が続いている。
※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。
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