スカーレット・ヨハンソン、マーベル映画の撮影の苦労を告白「息苦しく感じることも」

俳優のスカーレット・ヨハンソンが、マーベル映画を撮影するうえで経験した苦労について明かした。
スカーレット・ヨハンソンは、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品に11年間にわたりブラック・ウィドウ役で出演。ヨハンソンは最近、2021年の映画『ブラック・ウィドウ』で共演したデヴィッド・ハーバーと米誌『Interview』で対談し、同じキャタクターを長年演じる難しさにも言及した。
「マーベルの映画の中には、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のように私のキャラクターがより深く関与している作品もありました。一方で他の作品では、キャストが非常に多く、自分がただ物語を前に進めるための装置のように感じ始めることもあったんです」
そしてヨハンソンは、「そういった作品に5ヶ月半も携わらなければならないとなると、『ネイルも塗れないし、髪も切れない』という状態になります。こうした悩みは馬鹿げているように聞こえるかもしれないけれど、長期間にわたって仕事に自分のアイデンティティが抑えられてしまうと、時々息苦しく感じることもあるのです」と吐露した。
ヨハンソンの告白に対し、Netflixドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』で約10年にわたりホッパー役を務めたデヴィッド・ハーバーも次のように理解を示した。
「始めた頃は、本当にこの仕事が大好きでした。長年テレビ番組に出ていた友人たちが、『シーズン3か4くらいになると、もう惰性でやるようになるよ』と言っていたんですが、当時の自分は『そんなことない!この仲間たちのことが本当に好きなんだ』と思っていました。しかし、ある時点になると『物語にどれだけの続きがあるのか?』と考えるようになります。同じテンポを演じなければならず、『今まで自分が見せたことのない姿を見せたい』という気持ちが湧いてくるのです。だから、10年も経てば『もういいかな』という気分になりますね」
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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