米俳優ハリス・ユーリンが死去、87歳 『スカーフェイス』など名脇役として多数の名作に出演

ハリス・ユーリン 写真:Courtesy of Photofest
ハリス・ユーリン 写真:Courtesy of Photofest
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映画『スカーフェイス』(’83)や『トレーニング デイ』(’01)など、名脇役として50年以上にわたり多数の映画・ドラマ作品で活躍した米俳優、ハリス・ユーリンが死去した。87歳だった。

遺族およびマネージャーによると、ハリス・ユーリンは現地時間10日、米ニューヨークで心停止により亡くなったという。

ユーリンは生涯を通して著名な主演作こそ持たなかったが、長年にわたり活躍し続け、業界でも顔なじみの俳優。2010年の『アイリッシュ・タイムズ』のインタビューでは、「自分はそんなに目立つタイプではない。ただ目の前に来た仕事を淡々とやるだけだ」と語っていた。

1983年の『スカーフェイス』では、主人公トニー(演:アル・パチーノ)から金をゆすろうとする刑事を好演し、『今そこにある危機』(’94)では、ハリソン・フォード演じるジャック・ライアンと対峙する国家安全保障担当補佐官を演じた。また、『トレーニング デイ』(’01)には、汚職警官ロッセリ役で出演した。

また、テレビ界でも活躍したハリス・ユーリンはドラマ『バフィー 〜恋する十字架〜』や、『24 -TWENTY FOUR-』のNSA長官役でも存在感を発揮。近年は、Netflixのシリーズ『アンブレイカブル・キミー・シュミット』や、『オザークへようこそ』にも出演していた。

ユーリンのそのほかの主な映画出演作には、『ナイトムーブス』(’75)、『私の中のもうひとりの私』(’88)、『ゴーストバスターズ2』(’89)、『カナディアン・エクスプレス』(’90)、『クローンズ』(’96)、『ホワイトハウスの陰謀』(’97)、『ビーン』(’97)、『クレイドル・ウィル・ロック』(’99)、『ラッシュアワー2』(’01)、そして『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』(’12)などがある。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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