セバスチャン・スタンが驚異の役作り!A24製作の究極の不条理劇『顔を捨てた男』本編映像&新場面写真が解禁
マーベル最新作『サンダーボルツ*』や、伝記映画『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』など話題作への出演が続く実力派俳優、セバスチャン・スタン主演の新作スリラー『顔を捨てた男』が、7月11日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかで全国公開される。このたび、本作で驚異の役作りに挑んだスタンの姿を捉えた本編映像と、新たな場面写真が解禁となった。
◆『顔を捨てた男』あらすじ
俳優志望だが、極端な顔の変形が原因で自信を持てずにいた男・エドワード(演:セバスチャン・スタン)。ある日、外見を変える過激な治療を受け、まったく新しい顔を手に入れる。別人として人生が好転し始めた矢先、“かつての自分”にそっくりな男・オズワルド(演:アダム・ピアソン)が現れ、運命が狂い始める―――。
◆セバスチャン・スタンが徹底的に役作り!
主人公・エドワードを演じたのは、ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』など、マーベル作品でおなじみのセバスチャン・スタン。トランプ大統領の若き日を演じた映画『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』での怪演に続き、本作でも並々ならぬ役作りを披露した。
スタンは役作りのために、特殊メイクのままニューヨークの街を歩き、見知らぬ人々の反応を観察するという実験的アプローチを敢行。「誰とも目が合わなかった。彼の病状を理解する責任を強く感じた」と語るスタンは、当事者取材も行い、リアルな演技へと昇華させた。
◆主演・製作総指揮を兼任!キャスティングにも深く関与
本作では主演に加え、製作総指揮も務めたスタン。ヒロインのイングリッド役には、ヨアキム・トリアー監督の『わたしは最悪。』で第74回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞したレナーテ・レインスヴェを自らキャスティングし、特殊メイクスタッフにも直接声をかけるなど、映画全体に大きな貢献を果たしている。
◆『顔を捨てた男』本編映像&新場面写真解禁!
このたび解禁された本編映像では、新しい顔を得たエドワードが夜の街へと繰り出すシーンを収録。戸惑いの表情から、次第に湧き上がる高揚感へと移ろう繊細な演技が光る。Teddy & The Frat Girlsの楽曲「I Owe It To The Girls」が流れ、“狂いそうな感情”を表す歌詞が、彼の心情を絶妙に代弁している。
さらに、セバスチャン・スタンの幼少期の実際の写真が劇中に使用されている場面写真も公開。母親と写るプライベートショットは、観る者の感情を揺さぶる。
映画『顔を捨てた男』は、7月11日(金)にヒューマントラストシネマ有楽町ほかで全国公開。
↓映画『顔を捨てた男』本編映像
<『顔を捨てた男』作品情報>
■監督・脚本:アーロン・シンバーグ
■出演:セバスチャン・スタン、レナーテ・レインスヴェ、アダム・ピアソン
■撮影:ワイアット・ガーフィールド
■編集:テイラー・レヴィ
■音楽:ウンベルト・スメリッリ
■製作:クリスティーン・ヴェイコン、ヴァネッサ・マクドネル、ガブリエル・メイヤーズ
■配給:ハピネットファントム・スタジオ
2023年/アメリカ/カラー/1.85 : 1/5.1ch/112 分/PG-12/英語/原題:A Different Man
記事/和田 萌
【関連記事】
- セバスチャン・スタン、マーベルからバッキー役に抜擢される前はキャリアが低迷していた
- 【THRジャパン独占】俳優アダム・ピアソン「違うことは、素晴らしい」― 映画『A Different Man』への想いや障がいとの向き合い方について語る
- 『サンダーボルツ*』『マインクラフト/ザ・ムービー』など話題の新作映画が配信開始!
- 2025年公開予定の注目新作映画を一挙紹介!
- 2025年公開の邦画まとめ:『鬼滅の刃』最新作も!あの人気漫画の実写化、大ヒット作の続編まで注目作が勢ぞろい