ライアン・ゴズリング主演SF映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』新映像が公開!コミコン会場を沸かせる

Amazon MGMスタジオ製作、フィル・ロード&クリストファー・ミラーが監督を務める『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の新映像がサンディエゴ・コミコン・インターナショナルで公開された。
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』はアンディ・ウィアー原作、ライアン・ゴズリング主演、フィル・ロード&クリストファー・ミラー監督、ドリュー・ゴダード脚本によるSF作品。サンディエゴ・コミコンではこの4名が登壇し、同作の序盤からさまざまな映像が公開された。
ゴズリングは、宇宙空間で突然目を覚まし、人類を救う使命を負った中学校の教師ライランド・グレースを演じる。
冒頭5分間の映像では、ひげを生やしたゴズリングが宇宙船らしき場所で目覚めてロボットとやりとりする場面や、「ここはどこだ?」と叫び窓の外を見つめる場面が映し出された。無言で状況を理解しようとするゴズリングの様子が観客の笑いを誘う。
トークでゴズリングは、自身の衣装を「胎盤ワンピース(※奇妙な見た目のジャンプスーツ)」と表現し、「来年のコミコンでは参加者にコスプレしてほしい」と冗談交じりに語った。
その後、サンドラ・ヒュラー演じるキャラクターが、ゴズリングに対してエイリアンの細胞を使った実験を勧めるシーンが上映された。科学者チームに監視されるプレッシャーを感じながら、ゴズリング演じる主人公は「バクテリアの仕組みを解明するのに200年かかった」と言う。しかしヒュラーは動じず「もっと早くやって」と返す。この映像で、会場にはさらに大きな笑いが巻き起こった。
また、ゴズリングが宇宙旅行中、無重力状態に抗いながらも衝撃的な事実に気づく、ドラマチックな場面も公開された。「主人公はごく普通の人間だから、彼がためらう様子に共感した」とゴズリングは語る。
製作陣は、ゴズリングというスターとの共演についての思いを明らかにした。ミラーは「ライアンと何かやりたいとずっと思っていた。これは我々のキャリアで最もやりがいのあるコラボレーションだ」と語った。ロードはこの映画のテーマについて、「『宇宙の命運が懸かっているとき、果たして大人たちは仲間になれるのか?』を描いている」と明かした。
また製作陣は、「ユーモアと感情的なシーンをうまく融合できた」と評価する。ゴダードが「私たち人間の人生は毎日ドラマチックで、同時にコメディでもある」と語ると、ミラーも同意した。
ウィアーはゴズリングに対し、原作以上にキャラクターに深みをもたらしたと称賛する。「ライアンが演じたキャラクターを見て、『わあ、なんてかっこいいんだ』と思った」とユーモラスに語った。
続いて話題は、ゴズリングが出会うエイリアンのロッキーへと移る。ミラーは「ロッキーには目も口も顔もないが、観客は共感できるだろう」「このキャラクターのためなら命を懸けてもいい」と熱意を見せた。
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は2026年3月20日に全米公開予定。ゴズリング、ヒュラーに加え、ミラーナ・ヴァイントゥルーブも出演する。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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