マーベル新作『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』、ミスティーク役ローミンが語る撮影裏と未完成の脚本

レベッカ・ローミン Jon Kopaloff/Getty Images for Paramount+
レベッカ・ローミン Jon Kopaloff/Getty Images for Paramount+
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女優レベッカ・ローミンが、マーベル・スタジオ最新作『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』におけるミスティーク役への再登板について近況を語った。ローミンは2000年公開の映画『X-MEN』にて同役で初登場し、その後シリーズを代表する存在となった。

サンディエゴ・コミコンの米『ハリウッド・リポーター』のインタビューに登場したローミンは、すでに撮影が終了したのかどうか、自分でも定かではないと明かした。理由は「脚本がまだ完成していないため」であるという。

「撮影が終わったのか、正直なところよく分かりません」とローミンは率直に語った。「脚本がまだ完成していないのです。撮影は非常に楽しいものでしたが、今後どうなるのか、私たちキャストにも明かされていません。制作側は情報管理が徹底しており、すべてが極秘扱いとなっています」

脚本を全編読んだのかという質問に対しては、「読んだとも、読んでいないとも申し上げられません」と笑顔で応じた。また、共演者についても明言は避けたが、「旧『X-MEN』シリーズの仲間たちと新キャストが入り混じった撮影は非常にシュールな体験だった」と振り返っている。

「旧キャストと新キャストが一堂に会するのは、とても不思議な感覚でした。長期にわたる撮影の間、不思議な夢をたくさん見たのです。過去に演じたキャラクターとしての記憶が蘇り、脳が状況を整理しようとしていたのかもしれません。『これは20年以上前に演じた役だ』と。まさに現実離れした体験でした」

ローミンがミスティークを本格的に演じるのは、2006年公開の『X-MEN:ファイナル・ディシジョン』以来となる。2011年の『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』にはカメオ出演しているが、今回は「完全な復帰」となった。

「ミスティークというキャラクターは、私にとって非常に馴染みのある存在です。今回は完全に自信を持って臨むことができました」とローミンは語る。「若い頃に初めて起用された際は、自分にその役を演じる資格があるのかと不安でした。単なるモデルとして選ばれただけではないかと疑ったこともあります。しかし今回は違います。当時は“私はここにいて良いのか”と感じていましたが、今回の復帰では迷いはありませんでした」

マーベル・スタジオは2025年3月、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の出演キャストを正式に発表した。ローミンのほか、パトリック・スチュワート(プロフェッサーX役)、イアン・マッケラン(マグニートー役)、ジェームズ・マースデン(サイクロップス役)、アラン・カミング(ナイトクローラー役)、ケルシー・グラマー(ビースト役)ら、20世紀フォックス版『X-MEN』シリーズから多くの俳優が再び登場する予定である。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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