米国に迫る核の危機…映画『ハウス・オブ・ダイナマイト』予告解禁、Netflixで10月24日より配信

レベッカ・ファーガソン、『ハウス・オブ・ダイナマイト』より 写真:Eros Hoagland/Netflix
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キャスリン・ビグロー監督によるNetflix映画『ハウス・オブ・ダイナマイト』のティーザー予告編が公開された。
イドリス・エルバとレベッカ・ファーガソンが主演を務める『ハウス・オブ・ダイナマイト』は、核戦争の危機に瀕した国家を率いる政府関係者たちの姿を描く政治スリラー。
物語は、シカゴへの核攻撃が迫るなか、事態の収拾を図る政府チームに焦点を当てている。エルバは米大統領を、ファーガソンは軍の通信責任者を演じる。さらに、ガブリエル・バッソやジャレッド・ハリス、グレタ・リーといった実力派俳優に加え、WNBAのスター選手であるエンジェル・リースもキャストに名を連ねている。
『ハウス・オブ・ダイナマイト』はヴェネツィア国際映画祭で先行上映され、ビグローは「核戦争という危険性が今なお存在すること」を訴えるために本作を製作したと語った。さらに、「必然的に完全な破壊をもたらすものを、どうして『防衛』と呼べるのか? 絶滅の影の下で生きる世界の狂気を探求する映画を作りたかった」と説明している。
ビグローは『ハート・ロッカー』でアカデミー賞監督賞と作品賞を受賞し、その他にも『デトロイト』や『ゼロ・ダーク・サーティ』といった社会派作品を数多く手がけてきたことで知られている。『ハウス・オブ・ダイナマイト』は、10月10日に米国で限定劇場公開された後、10月24日からNetflixで配信が開始される予定だ。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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