【第98回アカデミー賞(2026)予想】『ハムネット』が作品賞最有力!トロント映画祭観客賞受賞で注目度急上昇

(左から)マイケル・B・ジョーダン、ジェニファー・ローレンス、ジョージ・クルーニー、ジェニファー・ロペス 写真:Courtesy of Warner Bros.; Mubi; Courtesy of Netflix; Roadside Attractions
(左から)マイケル・B・ジョーダン、ジェニファー・ローレンス、ジョージ・クルーニー、ジェニファー・ロペス 写真:Courtesy of Warner Bros.; Mubi; Courtesy of Netflix; Roadside Attractions
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▼秋の映画祭シーズンから、オスカーへの賞レースが本格化

第82回ヴェネツィア国際映画祭、第52回テルライド映画祭、第50回トロント国際映画祭、そして第77回プライムタイム・エミー賞が終了し、ハリウッドは早くも2026年のアカデミー賞モードに突入しつつある。

第50回トロント国際映画祭では、『ノマドランド』で世界を魅了したクロエ・ジャオ監督の新作『ハムネット』が観客賞受賞し、オスカーへの駒を進めた。トロントの観客賞は過去に『炎のランナー』や『アメリカン・ビューティー』など多数のオスカー作品賞受賞作を輩出しており、『ハムネット』にも大きな注目が集まっている。

また、第82回ヴェネツィア国際映画祭では名匠ジム・ジャームッシュの『Father Mother Sister Brother(原題)』が金獅子賞を受賞。ほかにも、最近ではキャスリン・ビグロー監督の『ハウス・オブ・ダイナマイト』や、ポール・トーマス・アンダーソン監督の『ワン・バトル・アフター・アナザー』など、ベテラン監督陣の新作が続々お披露目されている。

そこで、米『ハリウッド・リポーター』誌のアワード専門家こと、スコット・ファインバーグが第98回アカデミー賞の受賞結果について、最新の予想を発表。なお、予想は業界関係者への取材と統計分析に基づいており、第98回アカデミー賞授賞式は2026年3月に開催予定だ。

▼アカデミー賞(2026)各部門の最有力候補は…?

作品賞

『ハムネット』より 写真:Agata Grzybowska / Focus Features
『ハムネット』より 写真:Agata Grzybowska / Focus Features
  1. ハムネット
  2. Sentimental Value(英題)
  3. 罪人たち
  4. ハウス・オブ・ダイナマイト
  5. The Secret Agent(英題)

監督賞

『罪人たち』より 写真:Courtesy of Warner Bros.
『罪人たち』より 写真:Courtesy of Warner Bros.

主演男優賞

ワグネル・モウラ、『The Secret Agent(英題)』より 写真:Courtesy of Neon
ワグネル・モウラ、『The Secret Agent(英題)』より 写真:Courtesy of Neon

主演女優賞

ジェニファー・ローレンス、『Die, My Love(原題)』より 写真:Mubi
ジェニファー・ローレンス、『Die, My Love(原題)』より 写真:Mubi

助演男優賞

ウィリアム・H・メイシー、『トレイン・ドリームズ』より 写真:Courtesy of Netflix
ウィリアム・H・メイシー、『トレイン・ドリームズ』より 写真:Courtesy of Netflix

助演女優賞

ジェニファー・ロペス、『Kiss of the Spider Woman(原題)』より 写真:Roadside Attractions/Everett Collection
ジェニファー・ロペス、『Kiss of the Spider Woman(原題)』より 写真:Roadside Attractions/Everett Collection

脚本賞

レベッカ・ファーガソン、『ハウス・オブ・ダイナマイト』より 写真:Eros Hoagland/Netflix
『ハウス・オブ・ダイナマイト』より 写真:Eros Hoagland/Netflix
  • ヨアキム・トリアー、エスキル・フォクト『Sentimental Value』
  • ライアン・クーグラー『罪人たち』
  • ノア・オッペンハイム『ハウス・オブ・ダイナマイト』
  • ノア・バームバック、エミリー・モーティマー『ジェイ・ケリー』
  • クレベール・メンドンサ・フィリオ『The Secret Agent』

脚色賞

映画『The Smashing Machine(原題)』より 写真:A24
『The Smashing Machine(原題)』より 写真:A24
  • クロエ・ジャオ『ハムネット』
  • ウィル・トレイシー『Bugonia』
  • クリント・ベントリー、グレッグ・クウェダー『トレイン・ドリームズ』
  • ホリー・ジェント、ミシェル・アルベルシュタット、レティシア・マソン&ヴァンサン・パルモ『Nouvelle Vague』
  • ベニー・サフディ『The Smashing Machine』

国際長編映画賞

『La Grazia(原題)』より 写真:Venice Film Festival
『La Grazia(原題)』より 写真:Venice Film Festival

長編ドキュメンタリー賞

『My Mom Jayne(原題)』より 写真:Courtesy of HBO
『My Mom Jayne(原題)』より 写真:Courtesy of HBO
  • 『熱帯の黙示録』
  • 『2000 Meters to Andriivka(原題)』
  • 『パーフェクト・ネイバー: 正当保護法はどこへ向かうのか』
  • 『My Mom Jayne(原題)』
  • 『The Alabama Solution(原題)』

長編アニメーション賞

『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』写真:Netflix
『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』より 写真:Netflix

 ※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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