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ジョシュ・オコナー、実写版『レミーのおいしいレストラン』出演説を全否定も乗り気?――「主人公は僕にやらせたら…」

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米テレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』のホストを務めたジョシュ・オコナー 写真:Will Heath/NBC
米テレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』のホストを務めたジョシュ・オコナー 写真:Will Heath/NBC
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Netflixドラマ『ザ・クラウン』でチャールズ皇太子を演じ、世界的ブレイクを果たした俳優ジョシュ・オコナーが、米人気テレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』(SNL)にホストとして登場。番組冒頭のモノローグで、ネット上で広まっていた“実写版『レミーのおいしいレストラン』出演説”について言及し、会場を大きな笑いに包んだ。

▼「発言には気をつけないと…」

ジョシュ・オコナーはモノローグの中で、『ザ・クラウン』や『チャレンジャーズ』、最新作『ナイブズ・アウト: ウェイク・アップ・デッドマン』といった自身の出演作を紹介しつつ、自分には「静かに暮らしたいだけの“やわな男子”という評判がある」と分析。そして、「発言には本当に気をつけないといけない。マスコミはすべてを完全に大げさにしてしまうから」と、セレブならではの苦労も語った。

発端となったのは、オコナーが過去に「好きな映画の1本」としてディズニー/ピクサーの名作アニメ『レミーのおいしいレストラン』を挙げたこと。それだけで、ファンの間では「実写版が制作されるなら、主人公のリングイニ役はジョシュ・オコナーでは?」という声が広がっていったという。

▼ディズニー/ピクサー社長の“公開否定”に自虐ジョーク

ジョシュ・オコナー、『レミーのおいしいレストラン』写真:Andreas Rentz/Getty Images; Walt Disney Co./Courtesy Everett Collection
ジョシュ・オコナー(左)、『レミーのおいしいレストラン』(右)写真:Andreas Rentz/Getty Images; Walt Disney Co./Courtesy Everett Collection

オコナー本人はその噂をまったく知らないまま過ごしていたが、ある日、ディズニー/ピクサーの社長が公の場で「ジョシュ・オコナーがどれだけ望もうとも、実写版『レミー』は作らない」と発言。これについてオコナーは、「自分がほしくもなかった仕事を、公の場で拒否される気持ちってわかる?」と、自虐たっぷりのジョークで観客を沸かせた。

オコナーは「そもそも、実写版レミーなんて不要だよね。そんな時間ないし」と明言しながらも、その後はどこか未練を感じさせる展開に。「僕はもう新しい『ナイブズ・アウト』に出てるしね。『ナイブズ・アウト』なんて、実写版『レミー』にぴったりなタイトルにも聞こえるけど、それはさておき」と笑いを誘いながら、「今日はこの場に立てて、本当に光栄だよ。番組のキャストもスタッフも最高で――あ、念のため言っとくと、リングイニ役は僕にやらせたら最高だと思うけどね」と付け加えた。

さらにオコナーは、「とにかく、クリスマスの時期にSNLにいられるのは魔法みたいで、喜びに満ちてる。でもさ、完璧なキャストが揃わない限り、『レミー』なんて作る意味がないよ」と続け、「だって、料理評論家のアントン・イーゴを誰が演じる?たとえば、ジェフ・ゴールドブラムとか」と、自ら“共演者”を提案してみせた。

ジョシュ・オコナーは、『ザ・クラウン』での演技により第73回エミー賞主演男優賞を受賞。その後もルカ・グァダニーノ監督作『チャレンジャーズ』やケリー・ライカート監督作『マスターマインド』、そして『ナイブズ・アウト』シリーズ最新作『ナイブズ・アウト: ウェイク・アップ・デッドマン』など、話題作への出演が続いている。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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