大ヒット中の『ズートピア2』を福岡市立こども病院内病棟で特別上映! 劇場公開中の最新映画をこども病院内で上映する、ディズニーの新しい支援「ディズニー・ムービー・モーメンツ」とは
映画には、人を笑顔にし、勇気を与える力がある。ディズニーは、100年以上の長きにわたり物語を通じて世界中の人々に夢と希望を届けてきた。その「物語の力」を、劇場に足を運ぶことがむずかしいこどもたちにも届けたい。そんな想いから、ディズニーは昨年8月、こども病院支援の一環として新たに病院内で行う特別上映イベント「ディズニー・ムービー・モーメンツ」をスタートした。
映画業界として超異例の取り組み―劇場公開中の最新映画を院内のプレイルームで上映
「ディズニー・ムービー・モーメンツ」最大の特徴は、劇場公開中の最新映画を病院の中で上映すること。通常、映画鑑賞は劇場でのみ楽しめる体験だが、ディズニーは公開から間もないタイミングで院内上映を実現。これは、映画業界でもほとんど前例がない取り組みだ。
闘病中のこどもたちは、感染症のリスクなどから映画館で映画を楽しむ機会が限られている。そこで、ディズニーが病院に出向き、院内のプレイルームや会議室に設置されたモニターで、看護師や保育士が同席する環境のもと、安心して最新映画を鑑賞できる環境を提供している。ご家族も一緒に参加できるため、こどもたちにとってかけがえのないひと時となっている。
福岡市立こども病院の病棟内プレイルームで大ヒット公開中『ズートピア 2』を上映
今年はクリスマス当日に、ディズニーからこどもたちに向けた特別なクリスマスプレゼントとして、福岡市立こども病院で絶賛劇場公開中の映画『ズートピア2』を上映。『ズートピア2』は劇場公開後、世界中で大ヒットを記録しており、全世界ではアニメーション史上最速の興行収入10億ドルを達成。国内でもディズニー&ピクサー・アニメーション史上最速での興行収入60億円を突破し、幅広い世代から愛されている。
会場となったのは、普段こどもたちの憩いの場となっている病棟内のプレイルーム。赤ちゃんから19歳までの幅広い年齢のこどもたちとその家族、計52名が参加した。『ズートピア2』のキャラクターのぬいぐるみやパネルで装飾された会場に集まり、今か今かとワクワクしながら上映を待つこどもたち。上映が始まると一瞬で映画の世界に引き込まれ、真剣なまなざしでスクリーンを見つめていた。


映画を見終わった感想についてこどもたちは、「入院中の病院でまさか映画が観られると思っていなかったのでとてもうれしかった」「映画から勇気をもらえた」と、楽しいクリスマスの思い出になった様子。6か月の赤ちゃんと参加したお母さんは、「こどもと一緒に観る初めての映画体験になりました。
映画のストーリーにもウルッとしましたし、なにより入院中に子どもと一緒に観られたのが本当にうれしかったです。初の映画体験が『ズートピア2』だったので、一番好きな映画になると思います」と語ってくれた。
上映会を振り返り、保育士である藤野明日翔さんは、「注射や検査などこどもたちにはつらいことも多い中、『ズートピア2』を観られることを楽しみにがんばっていました。長期で入院しているお子さんが多いので、すてきなクリスマスプレゼントになったのではないかと思います。こどもたちも普段できない経験ができたと思いますし、保護者の方にもいい気分転換にもなったのではないかと思います。すてきな上映会でした」と笑顔を見せた。


初開催は2024年8月、東京都世田谷区にある国立成育医療研究センターの入院病棟内のプレイルームにて、当時劇場公開中だったディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』を上映した。少しでも“映画館の気分”を味わってもらおうと用意した特別仕様の入場チケットを握りしめながら来場したこどもたちは、入口でスタッフにチケットをもぎってもらうと、ワクワクした様子で着席。
参加した方の中には、上映会を楽しみに治療や入院生活に励まれた患者さんや、午後に手術を控えた患者さんもおり、特別な空間の中で映画鑑賞を楽しんだ。
第2回目の開催場所となったのは兵庫県立こども病院。普段は病棟内で会議室として使われている一室をクリスマス装飾で華やかに彩り、こどもたちだけでなくご家族もご招待。看護師・保育士同席のもと、体調が悪くなったら横になれるスペースも確保するなど万全の状態の中で、当時大ヒット公開中だった映画『モアナと伝説の海2』を上映した。
病院スタッフからは、「今回のように映画を見させていただくことがこどもたちの気分転換にも繋がって、少しでも治療をがんばる意欲にも繋がるかなと思います。“映画をみるぞ!”とみんなニコニコと、とてもいい表情をしていました。映画を観られる、など何か楽しいことがあると、“こんなことがあるからがんばる”と前向きな発言を聞くこともあります。また、こどもたちの笑顔が多く見られる瞬間でもあるので、医療従事者にとっても意欲に繋がると思います」と感想をいただいた。

(c)Disney

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これからも物語の力で笑顔を届け続けるために、ディズニーだからできる支援
ディズニーの物語は、希望、勇気、そして前向きな気持ちを届ける力を持っている。映画を観ることで「こんな楽しいことがあるからがんばる」と思える瞬間をつくる。
それは、ディズニーだからこそできる支援のかたちだ。映画がもたらす感動と勇気を、もっと多くのこどもたちに届けたい。「ディズニー・ムービー・モーメンツ」は、こどもたちとその家族に笑顔と希望を届ける活動として、今後も継続していく。
【動画】『ズートピア2』日本版本予告
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