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なぜ今?ティモシー・シャラメが授賞式で恋人カイリー・ジェンナーを称え続ける理由とは

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なぜ今?ティモシー・シャラメが授賞式で恋人カイリー・ジェンナーを称え続ける理由とは
ティモシー・シャラメ&カイリー・ジェンナー 写真:Monica Schipper/Getty Images
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人気若手俳優ティモシー・シャラメが、ここ最近の授賞式スピーチで繰り返し口にする“ある存在”が話題を呼んでいる――それは3年来のパートナー、カイリー・ジェンナーへの感謝だ。

一見すれば、人気と実力を兼ね備えた俳優によるパーソナルな愛の表明のようだ。しかし、業界関係者の証言によると、その背景にはより戦略的な目的が見え隠れする。

▼過去のアワードで批判…「偉大さ」を口にした代償

ティモシー・シャラメ=2025年の全米映画俳優組合賞(現・アクター賞)にて
ティモシー・シャラメ=2025年の全米映画俳優組合賞(現・アクター賞)にて 写真:Michael Buckner/Getty Images

2025年の全米映画俳優組合賞(現・アクター賞)。ボブ・ディランの伝記映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』で主演男優賞を受賞したティモシー・シャラメは、壇上で「実を言うと、僕は真の偉大さを追い求めています。普段、人々はそんな風に口にしないとはわかっていますが、僕は偉大な俳優の一人になりたいんです」と熱弁した。

客席には、文字通り「偉大な俳優たち」がずらりと並んでいた。シャラメの率直な野心の告白はあまり評判が良くなく、「自信過剰」というレッテルを貼られる結果となった。

▼恋人カイリー・ジェンナーへの異例の言及とその裏側

ティモシー・シャラメ、主演男優賞受賞で恋人カイリー・ジェンナーに感謝
ティモシー・シャラメ=2026年のクリティクス・チョイス・アワードにて 写真:Kevin Winter/Getty Images for Critics Choice Association

先月、主演映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』でクリティクス・チョイス・アワードを受賞した際、ティモシー・シャラメは興奮気味にこう語った。

「3年来のパートナーに感謝します。支えてくれてありがとう。君なしでは、今の僕はあり得ません」

延々と続く過剰なまでの感謝の言葉により、ティモシー・シャラメのスピーチは同アワードで最も長く、SNS上で最も拡散された。注目を集めたのは、主にカイリー・ジェンナーに関する部分だ。2人はすでに1年前から同居しているとされるが、シャラメが公の場でジェンナーの存在を“パートナー”として認めたのはこれが初めてのことだったからだ。

■ゴールデン・グローブでの軌道修正

ティモシー・シャラメ=2026年のゴールデングローブ賞にて
ティモシー・シャラメ=2026年のゴールデングローブ賞にて 写真:Rich Polk/2026GG

そのわずか1週間後、ゴールデングローブ賞でのティモシー・シャラメは一転して冷静だった。それでも、シャラメは再び「両親へ、僕のパートナーへ、愛しています」と、最後に付け加えた。

控えめながらも、メッセージは確実に届く形でカイリー・ジェンナーの存在を印象づけた。ジェンナーはクチュールドレス姿でも注目を集め、カメラに映る時間が自然と増えていった。

▼なぜ、今これほどまでに「カイリー愛」を強調するのか?

カイリー・ジェンナー&ティモシー・シャラメ、第83回ゴールデングローブ賞授賞式にて
カイリー・ジェンナー&ティモシー・シャラメ=2026年のゴールデングローブ賞にて 写真:Christopher Polk/2026GG

こうしたわかりやすい動きには、やはり相応の動機があった。カップルに近い3つの情報筋によると、カイリー・ジェンナーは「授賞式でAリスト級のトップ俳優たちが自分を避ける」「写真や会話を求められない」ことに不満を感じていたという。

【動画】ティモシー・シャラメ、ゴールデングローブ賞2026のレッドカーペットに登場

つまり、ティモシー・シャラメの行動は、私的な愛情表現であると同時に、業界内でのポジション調整でもあった可能性が高い。“リアリティスターの恋人”ではなく、“オスカー級俳優の公式パートナー”としてカイリー・ジェンナーを再定義する――それが今回の一連のスピーチの核心だといえるだろう。

■オスカーで試される「本気の俳優像」

2026年BAFTA映画賞にノミネート、ティモシー・シャラメ、『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』より
ティモシー・シャラメ、『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』より 写真:A24/Courtesy Everett Collection

今年の賞レース最大のライバルは、『ワン・バトル・アフター・アナザー』のレオナルド・ディカプリオ。オスカーの舞台では、ティモシー・シャラメの饒舌なスピーチは抑制され、より「真剣な俳優」像が前面に出るだろう。

ティモシー・シャラメが、恋人カイリー・ジェンナーに感謝し続ける理由。それは単なる恋愛アピールではない。俳優としての成熟、業界内での立ち位置、そしてオスカーへの布石――そのすべてを同時に成立させるための、極めて計算された“言葉”なのだ。

 ※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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