「ネメシス」コンビの広瀬すず＆櫻井翔、相思相愛で５年後!?の再会誓う

　女優の広瀬すずと嵐の櫻井翔がダブル主演する「映画ネメシス　黄金螺旋の謎」の大ヒット御礼舞台挨拶が12日、東京・新宿ピカデリーで行われた。

　探偵助手のアンナと自称天才探偵の風真のコンビがさまざまな難事件に挑むミステリーで、2021年4～6月に日本テレビで放送された人気ドラマの映画化。「追いネメシス」と呼ばれるリピーターが続出し、この日も公開から２週間足らずで13回目という熱烈なファンもおり、櫻井は「連ドラからこの作品、キャスト、チームを愛してくれていることを強く実感できた」と感激の面持ちで話した。

　広瀬は、元K-1王者の魔裟斗とのアクションシーンについて「向かってくる圧がすごくて、勝てるわけがないのにこっちもメラメラしてきて雰囲気だけは負けないぞという気持ちになった」と述懐。「最初はちょっと遠慮していたけれど、やっていくうちに女優さんは中身は男だと思えて、後ろから首を絞めるところはちゅうちょなく思い切りいけた。本当に強かったですよ」と称えた。

　櫻井は18年「ラプラスの魔女」以来の映画出演で、その時も広瀬と共演。「僕の映画史的に言えば広瀬100％なんです。これからも素晴らしい活躍をされていくのが楽しみで、またご一緒できたらうれしい」とラブコール。対する広瀬も、「安心感のある先輩で、作品のために一生懸命な姿は同じ職業として刺激になるし尊敬する部分がたくさんある。じゃあ、5年後にまたご一緒できるよう頑張ります」と再会を誓い合っていた。

取材／記事：The Hollywood Reporter 特派員　鈴木 元