カンヌ国際映画祭 2023: クエンティン・タランティーノ監督が“シークレット・スクリーニング”のプレゼンターに
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巨匠クエンティン・タランティーノが、今年のカンヌ国際映画祭に登場。今回は新作を引っ提げての出席とはならないが、米The Hollywood Reporterの報道によるとタランティーノ監督は自身の引退作に取り掛かっているという。
タランティーノ監督は「監督週間」の主賓として出席、5月25日の“シークレット・スクリーニング”のプレゼンターを務める。さらに著書『Cinema Speculation(原題)』の内容を踏まえ、映画界における自身の歩みや70年代のハリウッドの映画理論についてディスカッションも行う。「監督週間」コンペティションは“世界中の自由な精神をもつ映画を流す裏番組”と称され、1969年にカンヌで発足。まさに“新世代の映画製作者が、古いハリウッドの慣習に対し反旗を翻す”時代の始まりだった。
タランティーノ監督が映画祭に顔を出すのは『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のワールドプレミア以来4年ぶり。今から29年前には『パルプ・フィクション』でパルムドールを獲得した。
「監督週間」でタランティーノ監督が紹介する作品は明かされていないものの、関係者は“最終日は、ロカビリーの雰囲気が漂うはず”と仄めかしている。
※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌
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