カンヌ国際映画祭 2023: カトリーヌ・ドヌーヴが公式ポスターに登場、映画祭の顔に
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フランス映画界の至宝、カトリーヌ・ドヌーヴが第76回カンヌ国際映画祭の公式ポスターに登場した。ポスターに使用されたのは、1968年にサントロペ近郊のビーチで映画『別離』を撮影していたドヌーヴのアイコニックな写真。同作でドヌーヴは、裕福な男の愛人で若い恋人のもとに走る女性リュシールを演じた。
映画祭の関係者は、ポスターについて声明で以下のように述べた。「彼女のハートは、狂ったようにせわしなく、そして情熱的に鼓動する。まるで、毎年カンヌ映画祭が称える映画のハートのように」
ドヌーヴと言えば、カンヌの常連。1964年の『シェルブールの雨傘』はパルムドールを受賞、当時レッドカーペットを歩いた。その他、ロマン・ポランスキー監督『反撥』、ジャン=ポール・ラプノー監督『城の生活』やジャック・ドゥミ監督の『ロシュフォールの恋人たち』に出演、これまでヨーロッパ内のトップ映画祭に君臨してきた。
ドヌーヴの代表作の1つ、ルイス・ブニュエル監督『昼顔』は1967年にヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を獲得。さらに『ヴァンドーム広場』(1998)で同映画祭の女優賞を受賞した。
第76回カンヌ国際映画祭は、5月16日にジョニー・デップの最新作『Jeanne du Barry(原題)』で幕を開ける。
※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌
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