ティモシー・シャラメが“ウィリー・ウォンカ”に!『チャーリーとチョコレート工場』の前日譚『Wonka(原題)』の予告編を初公開
25日、ラスベガスで開催中のシネマコンでティモシー・シャラメ主演のミュージカル映画『Wonka(原題)』の新たな予告編が公開された。
予告編には、人間を浮かせるチョコレートといった“ウィリー・ウォンカ”のキャラクターに欠かせないものが盛りだくさん。そして、ヒュー・グラント演じる“ウンパ・ルンパ”が登場すると、観客は爆笑の渦に包まれた。シャラメは、グラント扮するウンパ・ルンパについて「強烈でした」と語っている。その他、作業を邪魔するチョコレート・カルテルと対峙するウォンカの姿や、キャラー・レイン演じるキャラクターと交流するシーンも公開された。
昨年のシネマコンで、ウォンカ役のシャラメが歌って踊る映像を初公開。「準備はいい?」というウォンカの問いかけから始まり、歌唱・ダンスシーンがたっぷり盛り込まれていることを予告していた。
シャラメのほか、キャストにはオリヴィア・コールマン、キーガン=マイケル・キー、サリー・ホーキンス、ローワン・アトキンソン、コリン・オブライエン、マット・ルーカスらが名を連ねている。原作の前日譚にあたるという今作は「いかにして、チョコレート界のモーツァルトになったのか?想像力豊かな若き発明家の、鮮烈かつ神秘的な“はじまり”の物語」と称されている。ポール・キングが監督と脚本を手掛け、デイヴィッド・ハイマンらがプロデューサーを務めた。
British Vogueによると、劇中でシャラメは7曲の歌唱を披露するという。共演者のキーガン=マイケル・キーが米THRの取材でさらに情報を明かしてくれた。「壮大で非常に美しい芸術作品になっています。ポール・キング監督は子供のような心を持ち合わせた愉快な人で、まさに今作にピッタリです」
そして、ウィリー・ウォンカ役のシャラメについて「彼には、ウォンカを楽々と演じているような雰囲気があります。彼のウォンカには希望に満ちた資質に加え、決して諦めない不屈さが吹き込まれています。ウォンカは“上手くいかなかった?じゃあ、次は違うことをやってみよう”といった感じで、どんどん前に進んでいきます。ティモシー・シャラメ?オーマイゴッド!彼は、カリスマ性と自信に満ちていて、実に魅力的なアーティストです」と語った。
『Wonka(原題)』は、アメリカで12月15日に公開予定。
※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌