ウェス・アンダーソンが「スター・ウォーズ」の監督に!? AIが生成した予告編にSNSで賛否両論
またもやAIがウェス・アンダーソン監督作品のスタイルを模したコンテンツを生成。今回「The Galactic Menagerie」と題された予告編を作成したのはYouTubeチャンネル“Curious Refuge”。もしもアンダーソン監督が「スター・ウォーズ」を撮ったらどうなる?というコンセプトをもとに、シンメトリーやパステルカラーといった独特の作風を多用。さらにアンダーソン作品の常連、スカーレット・ヨハンソン、ビル・マーレイ、エドワード・ノートン、ティモシー・シャラメらも登場し、オーウェン・ウィルソンがダース・ベイダー役に当てられている。
「The Galactic Menagerie」は4月29日に投稿され、Twitterで拡散されたのち「いいね」やコメントが相次いでいる。ポジティブな反応を示したユーザーからは、実際にアンダーソンが「スター・ウォーズ」のメガホンを取ることを望む声や、近年のディズニー/ルーカスフィルム製作作品よりはマシだという声も上がった。
“ピッタリ合っているね。きっと観る。凄くいいじゃん” – @JBufford3
“ずっとウェス・アンダーソンが違った感じの作品を手掛けるのを見たかったんだよ。アンダーソン版の「スター・ウォーズ」とか「ハリー・ポッター」が観てみたいな” – @GWinssinger
一方で、ネガティブな意見も多数存在している。予告編が「スター・ウォーズ」とアンダーソン作品のどちらの要素も掴みきれていないことを指摘するユーザーや、生成AI自体の使用に否定的な人も。
“ゴミAIで、スター・ウォーズとウェス・アンダーソン作品の魅力が奪われてしまった。よくもやってくれた”
– @doctorbaixue
“口に出さずに「スター・ウォーズ」のこともウェス・アンダーソンのことも理解していないと伝えて”
– @heathdwilliams
“AIは絶対にウェス・アンダーソンが描く感情や人間性の誠実さを理解できない。できるのは、画面の構成を模倣するだけ。演出のかけらもないし、感情もない” – @funEman_ wrote
“AIが100%生成した映画はなぜ上手くいかないか、うってつけの例だね。画面構成やパステルカラーの配色を再現できるみたいだけど、その意図を理解することはない。結局、何の意味も持たないイメージと化すんだ”
– @GreatCheshire
“AIアート作成者は、ウェス・アンダーソンを分かっていない。もし彼が「スター・ウォーズ」を作ったら、チューバッカは抹消しているだろうから” – @firagawalkwthme
これまでも「ハリー・ポッター」をはじめ、著名なアスリートや世界の首脳に関連するAI作品にアンダーソン監督の作風が利用された。
※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。