「東リベ2-決戦-」興収15億円突破、北村匠海「これからも長く愛して」

俳優の北村匠海、山田裕貴、間宮祥太朗が17日、映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-決戦-」の大ヒット御礼舞台挨拶を東京・丸の内ピカデリーで行った。

6月30日に全国361スクリーンで封切られ、今月16日までに観客動員114万人、興行収入15億円を突破。2部作の前編「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-運命-」と合わせると動員313万人、興収42億円を超え、北村は「撮影は1本の作品としてぶっ続けだったので、続けて見ることで初めて完成だと思っている。たくさんの方が愛してくださって、本当にありがとうございます」と感謝した。

山田も、「違う現場に行っても、見たよというスタッフの方がいてくれたり、妹からも『伊勢丹に(山田が演じた)ドラケンがいた』という連絡が来た。髪形が服装を完全再現していたらしく、それだけ熱狂的にキャラクターが好きな方がいるのは東リベならでは」と感心。間宮は、フジテレビのドラマ「真夏のシンデレラ」で共演中の森七菜が、自身が演じたキサキのアクリルスタンドの写真を見せてきたエピソードを明かし「同業者にも出たかったという人が多かった」と話した。

シリーズを通して主題歌を手掛けるロックバンド「SUPER BEAVER」が特別ゲストとして登壇。「決戦」の主題歌「Hakanakunai」のアコースティックバージョンで披露し、ボーカルの渋谷龍太は「キャストの前で歌うことはまずないので、大変光栄な機会でした」と感激の面持ち。山田は曲が終わった瞬間に「やべえな」と感嘆の声をもらし、北村も「鳥肌が立ったったす。ぶっ刺さりました」と声を弾ませた。

累計7000万部を超える人気コミックの実写映画化で、原作の和久井健氏からも「パワー貰いました!! 東リベ2最高!!」のメッセージ入りの手描きイラストが寄せられた。北村は「振り返ってみれば、第1作からスタッフ、キャスト一同と歩んできて、何度も壁にぶち当たったけれど誰もあきらめはしなかった。進んできた道のりはラストに向かっていますが、10年、20年先に見直したくなるものができたという自信を持っている。これからも長く愛してください」とアピールした。

取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴⽊ 元

Similar Posts