「リボルバー・リリー」公開、綾瀬はるかのアクションを共演者らが称賛
行定勲監督、綾瀬はるか主演の映画「リボルバー・リリー」が11日、全国345スクリーンで封切られた。2人は長谷川博己、Go!Go!kids/ジャニーズJr.の羽村仁成、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、SixTONESのジェシー、板尾創路と東京・丸の内TOEIで初日舞台挨拶。綾瀬は、昨夏の撮影を振り返り「暑い夏で心も体も大変でしたが、今日の日を迎えられとてもうれしい」と感慨深げに話した。
長浦京氏の同名小説の映画化で、大正時代を舞台に敏腕エージェント・小曾根百合と偶然出会った少年が巨大な陰謀に巻き込まれていくアクション大作。綾瀬は、「肌の出た衣装でのアクションや髪を切ったり、いろいろと挑戦しがいのある役だった」と述懐した。
綾瀬と激闘を繰り広げるジェシーは、「リボルバー・ジェシーです」など持ち前のボケを連発しつつも「ケガをさせないようにと考えながらでしたが、本当に怖かった。殺す勢いでくるので、こっちも殺すつもりでやりました。格好いいですよ。バラエティとのギャップも凄い」と絶賛。綾瀬と行動を共にする少年役の羽村も、「凄く優しくて明るい印象なのに、本番になると一気にスイッチが入ってクールになるのが凄い」と最敬礼だ。
行定監督は、初のアクション映画だったが「頭で考えてではなく、まずアクションと全身で役をつかみにいっていたのは凄い。そんな女優さんはあまり見たことがない。この役は綾瀬さんにしかできなかった」と感謝。そして、「百合は生きていくことを決めたので、彼女が激動の時代をどう生き抜いていくか、未来を見たくないですか?パート2ができて、振り返った時にこの作品が大いなる序章になってくれるとうれしい」と続編を希望した。
周囲からの激賞を受けた綾瀬は、照れつつも満足げな笑顔。「やりきった感覚はあります。何度も見れば、すべてのキャラクターの奥深さが分かります。ぜひ、大きなスクリーンで何度も見てもらいたい」と呼びかけた。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴⽊ 元