ゴールデングローブ賞が新部門「大ヒット映画賞」と「スタンダップコメディアン賞」を追加へ 『バービー』の候補入りなるか

『バービー』、『クリス・ロックの勝手に激オコ』写真: ©WARNER BROS./COURTESY EVERETT COLLECTION; KIRILL BICHUTSKY/NETFLIX
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26日、来年1月7日に開催予定の第81回ゴールデングローブ賞で2部門が新設されることが明らかになった。

1つは、8作品から最も優れた映画体験・興行収入成績を残した映画を選ぶ部門だ。ノミネート作は、“興行収入総額1億5,000万ドル以上(うち1億ドルは北米興行収入)を達成”、または“信頼できる業界情報筋が出した総視聴者数”を基準に選出される。(11月22日から年末の間に公開された映画は、“興行収入またはストリーミング視聴率の予測を基に、ノミネート資格を得る可能性がある”という。)

その後、投票者によってノミネート者と受賞者が決定される。ちなみに、“大ヒット映画賞”に候補入りした場合も、最優秀作品賞(ドラマ・ミュージカル/コメディー)など他の部門から除外されることはない。

もう1つの新設部門では、最も優れたスタンダップコメディアンを選出する。“テレビ/リミテッド/アンソロジーシリーズ、テレビ映画を除き、有名プラットフォーム上で(個人のSNSは対象外)少なくとも30分以上の伝統的なスタンダップ・パフォーマンスを行った”6人の中から受賞者が決定。対象期間内に、アメリカで最初に放送され、オンデマンド視聴が可能な番組のみに資格が与えられる。

ゴールデングローブ賞主催団体のヘレン・ホーネ会長は、声明で以下のように語った。「ゴールデングローブはこれまで、コメディアンの作品を存分に祝福してきました。そして今年、他の部門とともに彼らの優れた才能を称えることに非常に心が躍ります。さらに、興行収入、芸術性の両面で卓越した映画に投入された大変な労力を表彰することを誇りに思います」

また、ティム・グレイ副会長は「新設した賞は、単にその年に最も興行収入を獲得または視聴された映画を称えるだけではないのです。こういった作品は通常なら、アワードで表彰されることはありませんでしたが、表彰されるべきです」と付け加えた。

※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌

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