ディズニー100年記念アニメ「ウィッシュ」来日イベント開催、生田絵梨花が生歌披露

生田絵梨花

ウォルト・ディズニーの100年記念のアニメーション映画「ウィッシュ」のクリス・バック、ファウン・ヴィーラスンソーン両監督、ピーター・デル・ヴェッコ、フアン・パブロ・レイジェス・ジョーンズ両プロデューサーが来日し6日、東京・新宿区の聖徳記念絵画館でスペシャルイベントが行われた。

「アナと雪の女王2」以来、4年ぶりの来日となったバック監督は、今作について「100年記念ということで、これまでに製作した全作品のスチル写真を並べてみたら、多くのキャラクターが星に願っていた。そこでもう、『ウィッシュ』しかないと思った」と説明。「『アナと雪の女王』のように愛してもらえたらうれしい」とした上で、日本語で「見てね」とアピールした。

ヴィーラスンソーン監督は、「ディズニーアニメで仕事がしたいという夢を見つけて勇気をもらった。夢を追い続ける力をキャラクターに詰め込みました」と笑顔。「ディズニー・アニメスタジオを代表して、日本のファンへのラブレターとして届いてくれれば」と言葉に力を込めた。

どんな願いもかなう魔法の王国ロサスで、主人公の少女アーシャがその裏に隠された真実を知り、さまざまな困難を乗り越えていく物語。

日本語吹き替え版でアーシャの声を担当した歌手で女優の生田絵梨花が日本側のゲストとして登場し、バック監督らと初対面。「凄く緊張しますが、特別な空間で過ごせる一時を楽しみたい」と話した。

そして、“おもてなし”として劇中歌「ウィッシュ~この願い~」をオーケストラの生演奏で歌唱。「聴いてくれる人に願いをささげられればいいなという思いを込めて歌いました」と万感な表情を見せた。

その歌唱力に、バック監督は「月に行ったくらい圧倒されました」と独特の表現で評し、に日本語で「美しい」と感嘆。ヴィーラスンソーン監督も同様に、「す・ご・い」と称賛した。

「ウィッシュ」は、12月15日から全国で公開される。

取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴⽊ 元

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