映画『タクシードライバー』の“あの名台詞”は「アドリブ」だった スコセッシが明かす
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マーティン・スコセッシが25日、米テレビ番組に出演し、監督作『タクシードライバー』(1976)の名台詞がアドリブだったことを明かした。
同作には、ロバート・デ・ニーロ演じる主人公トラヴィスが、鏡に映る自分に向かって「俺に用か?」(=You talkin’ to me?)と繰り返す場面がある。
スコセッシによると、この有名な台詞は「脚本にはなく、彼(デ・ニーロ)のアドリブだった」という。
また当時、スケジュールに遅れが出ていたため、同作の撮影には数々の困難があったそうだ。
製作陣は押したスケジュールに憤っており、スコセッシは「(彼らに)『大丈夫ですから。どうか5分、いや2分だけ下さい。あと1テイクだけ、お願いします』と懇願しなければならなかった」と振り返った。
さらに、撮影中は助手がいなかったため、スコセッシはデ・ニーロの足元で自らカメラを回していていたという。
2005年には、アメリカン・フィルム・インスティチュートが選ぶ「アメリカ映画の名セリフベスト100」で、「俺に用か?」が第10位にランクインした。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌
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