グウィネス・パルトロー、近年の “スーパーヒーロー疲れ”に見解「質が妨げられることがある」
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俳優のグウィネス・パルトローが、近年の映画業界における“スーパーヒーロー疲れ”について、自身の見解を示した。
パルトローは『Hot Ones』の最新エピソードに出演。映画『アメリカン・フィクション』のコード・ジェファーソン監督が先日のアカデミー賞のスピーチで、「2億ドルの映画を1本作る代わりに、1000万ドルの映画を20本作りましょう」と訴えたことについて問われ、パルトローは以下のように語った。
「彼の言いたいことはよく分かります。人々はROI(投資収益率)が高い映画を望んでいて、こういった作品に大金を注ぎ込み、利益を上げてほしいのです」
「でも、業界全体を見てみると、スーパーヒーロー映画への大きなプッシュは…本当に独創的で良質な映画を量産するほかありませんが、可能な限り多くの人に観てもらおうとするあまり、質や特異性、本当の視点が妨げられることがあります」
パルトローは、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)において『アイアンマン』シリーズのペッパー・ポッツ役で知られている。一方で、脚光を浴びるきっかけとなったのは、1990年代に出演した『リプリー』や『恋におちたシェイクスピア』などの作品だった。
「私はそういった(中予算の)映画で育ったので、90年代の映画を振り返って、今では撮れないだろうと嘆くことがあります。リスクが低く、自分の作りたいように映画を作ることができるときこそ、芸術はもっと多様なものになるのです。そして、そのような作品はより私たちの心に響くでしょう」
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌
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