スタジオジブリ、カンヌ映画祭で名誉パルムドールを受賞へ 団体として史上初
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スタジオジブリが、5月開催の第77回カンヌ国際映画祭で「名誉パルムドール」を授与される。17日、同映画祭が発表した。団体としては史上初の受賞となる。
発表を受け、同スタジオの共同設立者・鈴木敏夫氏は、「心から光栄に思います。宮崎さんと私も随分と歳を重ねましたが、スタジオジブリの精神を引き継いでいく社員たちが、これからも新しい挑戦を続けていくことでしょう」と述べた。
また、同映画祭のアイリス・ノブロック会長とティエリー・フレモー代表は、「ジブリのキャラクターたちは、ユーモラスで色鮮やかな世界観と、心に響く物語で私たちの想像力を豊かにしてきました」と称えた。
40年の歴史の中で、スタジオジブリは『火垂るの墓』、『となりのトトロ』、そして『もののけ姫』など数々の名作アニメを生み出してきた。
2001年の『千と千尋の神隠し』はベルリン国際映画祭金熊賞とアカデミー賞長編アニメ賞を受賞したほか、昨年は『君たちはどう生きるか』がアカデミー賞で同賞に輝いた。
第77回カンヌ国際映画祭は、5月14~25日(現地時間)に開催。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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