巨匠アルモドバル最新作、今年後半に全米公開へ ― ティルダ・スウィントン×ジュリアン・ムーア共演

ティルダ・スウィントン、ジュリアン・ムーア、ペドロ・アルモドバル 写真: STUART C. WILSON/GETTY IMAGES; PASCAL LE SEGRETAIN/GETTY IMAGES; CARLOS ALVAREZ/GETTY IMAGES
ティルダ・スウィントン、ジュリアン・ムーア、ペドロ・アルモドバル 写真: STUART C. WILSON/GETTY IMAGES; PASCAL LE SEGRETAIN/GETTY IMAGES; CARLOS ALVAREZ/GETTY IMAGES
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スペイン人監督、ペドロ・アルモドバルの最新作『The Room Next Door(原題)』がワーナー・ブラザース・ピクチャーズの配給で世界公開される。

ティルダ・スウィントン×ジュリアン・ムーア主演の本作は、オスカー受賞歴を誇るアルモドバルの英語長編デビュー作。ワーナーによると、本国スペインをはじめとするヨーロッパの国々、日本を含むアジア地域で公開されるという。

アメリカでは、ソニー・ピクチャーズ・クラシックス配給で今年後半に公開予定。本作の撮影はマドリードとニューヨークで行われ、出演者にはジョン・タトゥーロ、アレッサンドロ・ニヴォラ、フアン・ディエゴ・ボト、ラウール・アレバロ、ヴィクトリア・ルエンゴらが名を連ねている。

スウィントンは本作で戦場記者のマーサを演じ、娘との関係に悩んだ末、友人で小説家のイングリッド(ムーア)に助けを求めるというストーリー。

アルモドバル自身は、本作について「戦争の果てなき残酷さを取り上げながら、2人の女性が現実、死、友情、そして恐怖との戦いにおける最良の味方としての性的快楽に対して、全く異なる方法でアプローチする姿を描いています」と語っている。

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アルモドバルはこれまで、2本の英語短編作品『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』(2023)と『ヒューマン・ボイス』(2020)を手がけた。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳/和田 萌

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