米俳優シェリー・デュヴァルさん死去、75歳 代表作に『シャイニング』
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11日、スタンリー・キューブリック監督『シャイニング』への出演で知られる米俳優シェリー・デュヴァルさんが死去した。75歳だった。
デュヴァルさんは、米テキサス州の自宅で糖尿病の合併症のため、就寝中に息を引き取ったという。
1989年からデュヴァルさんとパートナー関係にあったダン・ギルロイ氏は、「親愛なる素晴らしい人生のパートナーであり、友人が私たちのもとを去った。最近は苦しみが多すぎたが、彼女は今、自由になった。空に羽ばたけ、美しいシェリー」とコメントを発表した。
デュヴァルさんは、ロバート・アルトマン監督作品に計7本出演。ロビン・ウィリアムズと共演した実写版『ポパイ』(’80)では、オリーブ役を演じた。
1977年には、アルトマン監督の『三人の女』でカンヌ国際映画祭最優秀女優賞を受賞。その他の出演作には、ウディ・アレン監督『アニー・ホール』(’77)、テリー・ギリアム監督『バンデットQ』(’81)や『愛しのロクサーヌ』(’87)などがあり、スクリーン上で存在感を発揮した。
中でも、キューブリック監督のホラーの名作『シャイニング』はデュヴァルさんの代表作となっている。デュヴァルさんは本作で、作家の夫(ジャック・ニコルソン)、息子(ダニー・ロイド)と人里離れたホテルで冬を過ごすことになる妻ウェンディを熱演した。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳/和田 萌
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