小芝風花『ツイスターズ』ジャパンプレミアで4DX体感「迫力が満点すぎて臨場感が凄い」
米映画『ツイスターズ』のジャパンプレミアが21日、東京・ユナイテッドシネマ豊洲で行われ、日本語吹き替え版の声優を務めた俳優の小芝風花と声優の津田健次郎が出席した。
スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮による、巨大竜巻の群れが人類に襲いかかるパニック大作。この日は体感型上映ステムの4DXで上映され、小芝は「迫力が満点すぎて臨場感が凄い。煙が出てきて砂ぼこりを表現したり、たまに後ろから押されたりする。映画の中に入ったテーマパークのようでした」と興奮した様子。津田も、「アトラクションの感じだけれど、ドラマもしっかりとある。(竜巻が)来る度にビクッとして、身構えちゃいました」と照れながら語った。
小芝は気象学の天才ケイト(デイジー・エドガージョーンズ)の声を担当し、アフレコでは「ワー、キャー、ハアハアと言った言葉は難しかった。息遣いの荒いシーンも多くて、何回も酸欠になりながら頑張りました」と笑顔。これには本職の津田も、「体当たり感というか、小細工一切なしで持てる力を全部スクリーンに焼き付けてやるという気持ち、エネルギーが伝わってきた」とべた褒めだ。
その津田は竜巻チェイサーのタイラー(グレン・パウエル)役。2人はぶつかりながらも次第に力を合わせて巨大竜巻に立ち向かっていく設定で、「反目し合っていたけれど、徐々に認め合っていくところがエモい。そこが一つ一つ丁寧に描かれて、ただの竜巻映画ではない奥深さがある。竜巻に恐怖を感じながらも、魅力も感じている2人がいいですよね」と解説した。
そして、小芝が「竜巻と対じしている感覚で、見るというより体感する映画です」と断言。「1人で見ても、誰と見ても楽しいし盛り上がる。だから、絶対にスクリーンで見てほしい。後に(DVDなどで)家で見たら後悔することになります」と自信のほどをアピールした。
『ツイスターズ』は、8月1日から公開される。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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