『ニッケル・ボーイズ』がNY映画祭のオープニング作品に決定 ― C・ホワイトヘッドのピュリッツァー小説を映画化

RaMell Ross
ラメル・ロス監督 写真: RODIN ECKENROTH/GETTY IMAGES
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2024年開催の第62回ニューヨーク映画祭(NYFF)のオープニング作品に、ラメル・ロス監督の『ニッケル・ボーイズ(原題)』が決定した。

コルソン・ホワイトヘッドによる同名のピューリッツァー賞受賞小説の映画化した本作には、イーサン・ヘリス、ブランドン・ウィルソン、ハミッシュ・リンクレイター、フレッド・ヘッキンジャー、ダヴィード・ディグス、アーンジャニュー・エリス=テイラーが出演。アメリカでは、10月25日に劇場公開される。

ジム・クロウ時代のフロリダで、不当に過酷な少年院“ニッケル・アカデミー”に送られた2人の黒人少年の物語を追う『ニッケル・ボーイズ』は、映画祭初日の9月27日に上映。選出に際し、ロス監督は「『ニッケル・ボーイズ』が第62回NY映画祭の開幕作品に選ばれたことは、この上ない光栄です…本当に夢のようです」と述べた。

また、NYFFのアーティスティック・ディレクター、デニス・リム氏も、「『ニッケル・ボーイズ』は、私が最近観た中で最も大胆なアメリカ映画です。本映画祭のオープニング作品として上映できることを光栄に思い、楽しみにしています」と伝えた。

第62回ニューヨーク映画祭は、現地時間9月27日から10月14日まで開催。

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 ※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳/和田 萌

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