映画『ヒットマン』 大ブレイク中のグレン・パウエルが実在した“偽の殺し屋”に
グレン・パウエル主演映画『ヒットマン』が、9月13日から公開される。監督は、『ビフォア・サンセット』『スクール・オブ・ロック』のリチャード・リンクレイターが務めた。
主人公は実在した“偽の殺し屋”
本作は、1990年代に偽の殺し屋として警察のおとり捜査に協力していたゲイリー・ジョンソンの実話からインスパイアされたクライム・コメディ。
ゲイリーの存在を知ったグレン・パウエルが、『エブリバディ・ウォンツ・サム!!世界はボクらの手の中に』(2016)でタッグを組んだリチャード・リンクレイター監督に話を持ち掛け、制作がスタートした。
2001年に「テキサス・マンスリー」に掲載されたゲイリーのエピソードを基に映画化。
ゲイリー・ジョンソンはテキサスで2匹の猫と暮らし、地方検事局で働きながらコミュニティカレッジの講師として心理学を教えていた。
1990年ごろから偽の殺し屋として捜査に協力し、70人以上を逮捕に導く敏腕捜査官だった。
映画『ヒットマン』あらすじ
ゲイリー・ジョンソン(グレン・パウエル)は、ニューオリンズで2匹の猫と静かに暮らしていた。大学で心理学と哲学を教えながら、地元警察の技術スタッフとしても協力。
ある日、おとり捜査で偽の殺し屋を務めるはずだった警官が職務停止になってしまう。代わりにゲイリーが引き継ぐことになるが、さまざまな人格に変身し才能を発揮。有罪判決を勝ち取る証拠を引き出し、次々に逮捕へと導いていく。
ところが、支配的な夫の殺害を依頼してきたマディソン(アドリア・アルホナ)に対して、ゲイリーはモラルに反する行動を取ってしまう。この出来事をキッカケに、2人はリスクの連鎖を引き起こしていく。
グレン・パウエルがさまざまな人格に変身
普段は控えめな心理学の講師だが、様々なキャラクターの偽の殺し屋になりきるゲイリー・ジョンソン(グレン・パウエル)。
グレン・パウエルは本作で脚本も手掛けており、それぞれの殺し屋の服装、髪型、アクセント、性格を細かく練り上げ役に反映させた。
ある時は南部なまりの人物、ある時は冷酷な殺人鬼へと変身し、様々な人格を見事に演じ分けている。
『トップガン マーヴェリック』での生意気なエリート操縦士役や『恋するプリテンダー』での天然で憎めない青年役を彷彿とさせるキャラが登場したり、器用でクリエイティブなグレンの才能が凝縮。
アクション、スリラー、コメディ、ロマンスの要素が詰まったストーリーに、グレン・パウエルの七変化が加わり、見応えたっぷりのセクシーでスリリングなクライムコメディだ。
<作品情報>
作品:『ヒットマン』
監督:リチャード・リンクレイター
出演:グレン・パウエル 、アドリア・アルホナ 、オースティン・アメリオほか
公開日:9月13日(金)
新宿ピカデリーほか全国ロードショー
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配給:KADOKAWA
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