菊地凛子、第37回東京国際映画祭ナビゲーターに就任 ― 撮り下ろしポスターも解禁に
10月28日(月)~11月6日(水)開催の第37回東京国際映画祭のナビゲーターとして、俳優・菊地凛子の就任が発表され、撮り下ろしポスタービジュアルが解禁となった。
今年のポスターは映画らしさを出すために、映画館で映画女優を撮り下ろすというコンセプトのもと作成。ポスターのビジュアル監修は昨年同様コシノジュンコが務め、東京近郊の映画館で明日6日(金)から掲出予定。
菊地はこれまで、映画『バベル』(2006)にてアカデミー助演女優賞にノミネートされ一躍脚光を浴び、以降『ノルウェイの森』(10、トラン・アン・ユン監督)、『パシフィック・リム』 (13、ギレルモ・デル・トロ監督 )、『エンドレス・ナイト』(15、イザベル・コイシェ監督)など海外監督の作品にも多数出演し、昨年『658km、陽子の旅』では上海国際映画祭にて最優秀女優賞を受賞。映画のフィールドで活躍を続けており、まさに映画女優と呼ぶにふさわしい存在だ。
第37回東京国際映画祭のナビゲーター・菊地凛子のコメント:
「映画と映画を愛する人達との出会いが、東京という舞台でしっかりと繋がっていけたらと思っております。この唯一無二の都市で行われる国際映画祭を、微力ながら盛り上げていきたいと思っております」
なお、10月28日(月)のオープニングセレモニーは、昨年同様東京宝塚劇場で行い、クロージングセレモニーはTOHOシネマズ日比谷(スクリーン 12)、会期中の上映劇場は丸の内TOEI、丸の内ピカデリー、TOHOシネマズ日比谷、有楽町よみうりホールの大型劇場に加え、この他に角川シネマ有楽町、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ有楽町、TOHOシネマズシャンテとなる。
三井不動産、三菱地所といった日比谷・丸の内地区の有力企業ともより連携を深め、東京都、千代田区、中央区などの行政、全銀座会等の地元団体とも様々な協力体制を敷き、街ぐるみの映画祭を作り上げる。また、世界から映画・テレビ・アニメーションの業界関係者が一堂に会する映画祭併設ビジネス・コンテンツマーケットTIFFCOMとも連携しつつ、さらなるパワーアップも図る予定だ。
文/和田 萌
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