サン・セバスティアン国際映画祭、『エマニュエル』のワールドプレミアで開幕
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第72回サン・セバスティアン国際映画祭が、オードレイ・ディヴァン監督の『EMMANUELLE/エマニュエル(原題)』の世界初公開を皮切りにスペインで開幕した。
この映画は、ノエミ・メルランが主演を務め、ナオミ・ワッツ、ウィル・シャープ、ジェイミー・キャンベル・バウアーといったキャストが出演しており、原作はエマニュエル・アルサンの官能小説にインスパイアされている。
物語は、主人公エマニュエル(メルラン)が高級ホテルグループとのビジネス出張で香港を訪れ、失われた喜びを追い求めるというもの。彼女はホテルの宿泊客たちとの体験を通じて欲望を探るが、そのうちの一人、ケイ(シャープ)は常に彼女の手の届かない存在として描かれている。ディヴァン監督は、この脚本が#MeToo運動以降の時代におけるエロティシズムの探求として構想されたと述べている。
オードレイ・ディヴァンは2021年の映画『あのこと』で知られ、ヴェネチア国際映画祭の金獅子賞を受賞している。今回の『エマニュエル』ではレベッカ・ズロトヴスキと共に脚本を執筆し、官能的なテーマに新たな視点をもたらすことに挑戦している。
今年のサン・セバスティアン国際映画祭は、ケイト・ブランシェット、ハビエル・バルデム、ペドロ・アルモドバルが栄誉を受ける予定で、例年にない豪華なラインナップを誇っている。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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