『ジョーカー』続編が苦戦、巨匠コッポラがトッド・フィリップス監督を慰める
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巨匠フランシス・フォード・コッポラが5日、自身のSNSで興行的に苦戦しているトッド・フィリップス監督の『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(10月11日劇場公開)を称賛した。
今週末、世界中の映画館で公開される『ジョーカー』の続編は、ハリウッドのコミック映画として初めて出口調査「Cinemascore」でD評価を獲得し、期待を大きく下回る出だしとなっている。
そんな中コッポラは、自身のインスタグラムに「傑作の『ハングオーバー!』以来、彼(フィリップス監督)は常に観客の一歩先を行き、予想外のことをしてきました。『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』おめでとう!」と投稿した。
一方で、先週末に北米公開されたコッポラの最新作『メガロポリス』も同様に、興行面で苦戦中。制作費1億2000万ドルに対して、わずか400万ドルでデビューした。コッポラ自ら資金を調達した本作は、ライオンズゲートが土壇場で配給に加わったが、今週末は100万ドル以下の興収になる見込みだ。
前作『ジョーカー』は2019年、世界中で10億ドルを稼ぎ、フェニックスにアカデミー賞主演男優賞受賞をもたらした。制作費5500万ドルの前作に比べ、続編は1億9000万~2億ドルがかけられており、リスクは劇的に高くなっている。
「フォリ・ア・ドゥ」の4日の初日興収2000万ドルに基づくと、初週興収は3000万ドル台後半~4000万ドル台前半になると推測されている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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