遠藤雄弥&土村芳が共演!映画『仏師』制作決定、魂の救済を描く感動作

映画『仏師』主演の遠藤雄弥
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罪を犯し罪悪感に苦しむ仏師と、悲しみを抱えた人々との魂の救済を描く映画『仏師』の制作が決定し、遠藤雄弥土村芳が夫婦役で共演を果たすことが分かった。公開日は、2026年を予定している。

監督は、これまで助監督として原田眞人監督や大友啓史監督の作品や、ドラマ『TOKYO VICE』シーズン2などの海外作品にも携わり、本作で長編デビューとなる田中綱一。10年間の構想を経てオリジナル脚本を完成させ、誰しもが抱える罪の意識や悲しみへの向き合い方への問いから感動のヒューマンドラマが誕生した。

映画『仏師』のロケは、2025年~2026年にかけて岐阜県飛騨市を中心に敢行。高山市、奈良県など雄大な自然を背景に撮影が行われる。

■『仏師』あらすじ

自然豊かな飛騨の集落に移住してきた若い夫婦、仏師の直哉(遠藤)とその妻・陽真理(土村)。新たな土地で慎ましい生活を始める二人だが、直哉はなぜか本業である仏像が彫れずにいた。一方の陽真理にも胸に秘めたわだかまりがあり、その仲はどこかぎこちない。
初めは用心深く様子を伺っていた集落の住人も、夫婦が隣人の吾郎やその孫娘・希々夏(ののか)と仲を深めるにつれ、少しずつ二人を受け入れるようになる。だが直哉は、集落のお堂にある焼けた観音像を巡って、吾郎と集落の住人の間にも不穏な空気が流れていることを知る。
少しずつ明らかになる、人々が抱えた罪や後悔の思い。そして焼けた観音像にまつわる悲しい記憶。やがて希々夏(ののか)を巡り、同じ過ちが起ころうとしていた…。

映画『仏師』は、2026年全国公開。

■キャスト&監督のコメント

  • 楠久直哉役の遠藤雄弥

「今作では、拭いきれない罪、後悔、反省…。あの時ああしていれば…
私たちが生きていて、少なからずとも直面した事のある、過去の出来事との対峙に焦点をおいた物語になっています。仏像彫刻家である直哉と妻の陽真理が抱える、過去に冒してしまった出来事とどう向き合い生きていくのか。
今回、岐阜県飛騨市、高山市、そして奈良県のロケーション、雄大な自然と四季の美しさに包まれながら、このストーリーを生み出した田中綱一監督、そして土村芳さんが演じる陽真理と共に様々な感情や出来事を共有し、向き合い苦しみ、それでも前を向いて生きていく。
観ていただいた皆様の心にしっかりと響き、心で考える。
そんな作品になるように努めていきたいと思っています。映画『仏師』御期待ください」

  • 楠久陽真理役の土村芳
土村芳

「初めて監督とお会いした時、作品に込める強い思いや祈りのような気持ちを伝えていただきました。口下手な私はあの時緊張していて上手く伝えられたか分かりませんが、私が演じる陽真理という役と共にこの物語を生きることで、直哉と陽真理の夫婦とじっくりと向き合いその日々を見守っていきたいという思いが込み上げてきました。
田中監督、主演の遠藤さんはじめとする、この映画のために集まる素晴らしいチームの方々とご一緒させていただけること、飛騨、高山、奈良の地でこの物語が始まることを今からとても楽しみに脚本を読みながら想像を膨らませています。沢山の方に届けられるよう心を込めて臨みたいと思います」

  • 田中綱一監督
田中綱一監督

「企画が動き出してから既に何度か飛騨や高山を訪問させていただいていますが、毎回違った表情を見せてくれるこの土地に、そして出会った人々の親しみ深い人柄に、すっかり魅了されています。
脚本作りの段階から、それぞれの役柄と真摯に向き合い続けてくださっている遠藤さん、土村さん、そして信頼できる仲間と共に、これから一年に渡って四季折々の自然の中で映画作りができると思うと、ワクワクすると同時に、自分自身も物語にしっかりと向き合わねばと身が引き締まる思いです。映画『仏師』どうぞよろしくお願いいたします!」

文/和田 萌

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