映画『TOUCH/タッチ』1.24公開、50年の時と海を超えて紡がれる壮大な愛の物語

A Romantic Epic from Director Baltasar Kormákur
Kōki,、パルミ・コルマウクル、映画『TOUCH/タッチ』より 写真: Lilja Jonsdottir/FOCUS FEATURES
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アイスランド人作家オラフ・オラフソンによる2020年の大ベストセラー小説を映像化し、来年のアカデミー賞国際長編映画賞でアイスランド代表作品に選出された映画『TOUCH/タッチ』が、2025年1月24日(金)より日本で封切られる。

■アイスランドの気鋭が贈る、珠玉のラブストーリー

メガホンをとるのは、現在ハリウッドでも活躍中のバルタザール・コルマウクル。これまで映画『湿地』(’15)をはじめ、『2ガンズ』(’13)や『エベレスト 3D』(’15)など、重厚なミステリーからアクション大作まで幅広く手がけている。米誌『Variety』によって“注目すべき監督10人”に選ばれ、トロント国際映画祭でも受賞歴を誇る実力派アイスランド人監督だ。

■『TOUCH/タッチ』あらすじ

コロナウイルスが世界的に流行する2020年。アイスランドでレストランを営むクリストファー(エギル・オラフソン)は、初期の認知症の診断を受け、医師に「やり残したこと」を問われる。そして、クリストファーは50年前にロンドンで恋に落ちるなか、突然姿を消したミコ(Kōki,)を探すため故郷を出発する。

薄れゆく記憶と闘いながら、ロンドンを訪れたクリストファー。やがて、ミコの父・高橋(本木雅弘)の店で共に働いていたヒトミ(メグ・クボ)から受け取った手紙の住所をたどり、日本にやって来たクリストファーは、東京から広島へと向かう。そこで明らかになる時を超えた切ない真実とはー。

■世界から才能あふれる俳優陣が集結

50年の時と海を超え、一生に一度の恋を描く『TOUCH/タッチ』。キャストには、日本・アイスランドはもちろん、世界中で活躍する顔ぶれが集結した。

2020年の主人公クリストファーに扮するのは、大人気ミュージシャンとしての顔を持ち、これまで俳優としてNetflixの人気シリーズ『トラップ 流血の聖地』など30作品以上に出演したエギル・オラフソン。そして、監督の実の息子であるパルミ・コルマウクルが若き日のクリストファーを演じる。

またミコ役には、モデルとしてデビューを飾り、近年は俳優としても活動の幅を広げ、映画『牛首村』や『女神降臨』など話題作への出演が続くKōki,、ミコの父・高橋役にはアカデミー賞受賞作『おくりびと』をはじめ、数々の映画やドラマで確かな存在感を発揮する本木雅弘が起用された。

さらに、約50年のキャリアを誇るベテラン歌手・俳優の中村雅俊(久多良木役)、Amazonシリーズ『グッド・オーメンズ』や『パワー』など注目の海外作品への出演経験を有するメグ・クボ(ヒトミ役)が国際色豊かな本作の脇を固める。

■「充実した映画体験」と称賛

米『ハリウッド・リポーター』の映画批評家、デヴィッド・ルーニー氏は、『TOUCH/タッチ』について「半世紀の時を隔てた2つの物語を、4人の俳優たちの繊細な演技力で巧みにバランスを取りながら描いている」と評価。そして、コルマウクル監督がこれまでとは異なる作風で手がけた本作に対し、「充実した映画体験だ」と賛辞を送った。

映画『TOUCH/タッチ』は、TOHOシネマズ日本橋ほかで2025年1月24日(金)より公開。

記事/和田 萌


映画『TOUCH/タッチ』作品情報

公開日:2025年1月24日(金)
原作:オラフ・オラフソン『Snerting(原題)』
監督:バルタザール・コルマウクル
キャスティングディレクター:奈良橋陽子
出演:エギル・オラフソン、Kōki,、パルミ・コルマウクル、本木雅弘、中村雅俊、メグ・クボ、奈良橋陽子
上映時間:122分
配給:パルコ
公式サイト:https://touch-movie.com/
公式X:https://x.com/touch_movie0124

©2024 RVK Studios


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