『ハンガー・ゲーム』に似た映画&ドラマ10選 ディストピア、命がけの戦い…『イカゲーム』ほか
『ハンガー・ゲーム』のファンが、ライオンズゲートによる新作映画や原作者スーザン・コリンズによるシリーズ第5作『Sunrise on the Reaping』の出版を待つ間、空白を埋めるのにぴったりな映画やドラマが数多く存在する。
以下、米ハリウッド・リポーターが映画『ハンガー・ゲーム』に似た要素を持つ映画・ドラマ10本を紹介。
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1.『ダイバージェント』(2014)
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原作は、べロニカ・ロスによる3部作。終末的なシカゴを舞台に、主人公トリスを中心に物語が展開する。社会は5つの派閥に分かれており、トリスは家族を離れて派閥を移ることを決断するが、その過程で自分自身について多くを学び、社会が隠そうとしている危険な秘密に気づいていく。
2.『メイズ・ランナー』(2014)
原作は、ジェームズ・ダシュナーによる同名のベストセラー3部作。ディストピア系のSFストーリーで、主人公のトーマスは記憶を失った状態で巨大な迷路の中心にいることに気づく。彼と他の若者たちは、生き残るために協力し合い、迷路からの脱出方法を見つけることを迫られる。その後、2015年と2018年に続編が公開された。
3.『バトル・ロワイアル』(2000)
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『バトル・ロワイアル』では、中学3年生の生徒たちが無人島に送られ、生き残るために戦うことを強いられる。武器、地図、食料が与えられる一方で、各生徒の首には首輪が装着されている。規則を破ると首輪が爆発するという厳しい条件のもと、彼らは最後の1人になるまで互いに命を奪い合わなければならない。
4.『蝿の王』(1990)
ウィリアム・ゴールディングによる1954年の名作小説を原作とした『蝿の王』は、若者たちが生存をかけて奮闘する物語。飛行機事故で孤島に取り残された少年たちが、希望を失うことなく生き残るためにどうすべきかを模索していく。
5.『イカゲーム』(2021~)
Netflix『イカゲーム』では経済的な問題を抱える人々が招待され、賞金を獲得するために命がけで子供の遊びを基にしたゲームで競い合う。『ハンガー・ゲーム』と目的は異なるものの、それぞれの登場人物が置かれた厳しい状況と、勝ち残るための必死の闘いが共通のテーマとして描かれている。
6.『ザ・ソサエティ』(2019)
Netflixシリーズ『ザ・ソサエティ』は、突然すべての大人が消えた町を舞台に、残されたティーンエイジャーたちが自力で生き延び、新たな町を作り上げようとする物語。しかし状況が暗転し、対立や脅威が若者たちの生存の可能性に影響を与えていく。
7.『サイロ』(2023~)
地下の巨大サイロを舞台としたApple TV+の『サイロ』は、保安官が重大な規則を破り、住民が次々と不審な死を遂げる中、エンジニアである主人公(レベッカ・ファーガソン)がサイロの秘密を明らかにする姿を描いている。
8.『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』(2017~)
マーガレット・アトウッドによる同名小説を基にしたHuluの『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』。妊娠可能な女性を“侍女”と呼び奉仕させる全体主義的な社会を描いたディストピア物語で、主人公のオブフレッド/ジューン(エリザベス・モス)は強大な抑圧的システムに勇敢に立ち向かう。
9.『パージ』(2013)
イーサン・ホーク主演、毎年行われる生死をかけたイベントを描く『パージ』シリーズ。アメリカ政府が12時間の間、すべての違法行為を合法にするという政策を実施する。この期間中、社会は危険な状況に陥り、多くの人々が命を守るために戦うことを余儀なくされる。
10.『The 100/ハンドレッド』(2014)
地球が核戦争によって荒廃してから約100年が経過した未来を舞台とした『The 100/ハンドレッド』は、7シーズンにわたり放送された。「アーク」と呼ばれる宇宙ステーションの指導者たちは、地球が居住可能な場所かどうかを調べるために、100人の少年少女たちを地球に送り込む。主人公たちは指導者たちの支配から自由を求め、自己の力で生き残らなければならない状況に置かれる。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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