恐怖の実話!本当にあった出来事を基にしたホラー映画11選
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まさかあの戦慄のホラー映画も実話!?と驚いてしまうくらい、世界では信じられない現象や事件が起こっている。
反響の大きかった記事・怖すぎる!実在の事件をベースにしたホラー映画10選に引き続き、第2弾として実話を基にしたホラー映画11選をご紹介していく。
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す
『悪魔の棲む家』(1979)
事件が起こったのは1974年11月13日。ニューヨーク州ロングアイランドの屋敷で、一家の長男ロナルドが両親と4兄弟をライフルで次々に射殺。
その1年後、ラッツ夫妻は事故物件と知りながら、破格の安さに惹かれこの屋敷を購入する。だが引っ越した直後から怪奇現象に悩まされ、入居からわずか1ヶ月後には退去に追い込まれてしまう。
ラッツ夫妻の恐怖の体験をもとにしたノンフィクション「アミティビルの恐怖」を映画化したホラー。
『アナベル 死霊館の人形』(2019)
実在する呪われた人形アナベルにまつわる出来事をベースにした『アナベル 死霊館の人形』。
アナベル人形をプレゼントされた女性に、数々の怪奇現象が起こる。霊媒師に相談すると、人形には亡くなった7歳の少女の霊が憑依していると告げられる。
アナベル人形は『死霊館』(2013年)に初めて登場し、本作『アナベル 死霊館の人形』ではアナベルの誕生秘話と恐怖が描かれている。
現在、本物のアナベル人形はコネチカット州にある超常現象研究家ウォーレン夫妻のオカルト博物館に保管されている。
『NY心霊捜査官』(2014)
元ニューヨーク市警巡査部長ラルフ・サーキが体験した“戦慄の実話”を映画化した実録ホラー・サスペンス。ラルフの手記「エクソシスト・コップ NY心霊事件ファイル」を基にしている。
ニューヨーク市警のラルフは、動物園のライオンの檻に子どもを投げ捨てた女を逮捕する。また別の日には妻に暴力をふるった男を逮捕するが、両者とも何かにとり憑かれた様子だった。この2つの事件を通じて、自分にしか感じられない“何か”の存在に気付いていく。
『ザ・ポゼッション』(2012)
「呪いの箱」をテーマに実話を基にしたオカルトホラー。製作は『死霊のはらわた』のサム・ライミが務めた。
2004年、ユダヤの民話で知られる邪悪な存在「ディビューク」を封印した呪いの箱がオークション・サイトeBayに出品され、超常現象研究家たちの間で大きな話題になったことから着想を得た作品だ。
少女エミリーは、ガレージセールでアンティークの木箱を手に入れてから、人が変わったように暴力的になっていく。
『ザ・ライト ~エクソシストの真実~』(2011)
バチカンで実際に行われている悪魔祓いとエクソシストをテーマにしたサスペンス・ホラー。
信仰を見失ったアメリカの神学生マイケルは、恩師のすすめでローマに渡りバチカンのエクソシスト養成講座を受ける。そこで、異端だが一流のエクソシストと称されるルーカス神父の悪魔祓いを手伝うことになり、恐るべき出来事に遭遇する。
学生マイケルを、『ワンス・アポン・ア・タイム』のコリン・オドナヒュー、ルーカス神父をアンソニー・ホプキンスが演じた。
『オープン・ウォーター』(2004)
実際に起こった出来事もベースに、CGやスタントを一切使用せず本物のサメがうごめく海の中で撮影。
仕事に追われている夫婦スーザンとダニエルは、休暇を取りバカンスでカリブ海に向かう。そこでダイビング・ツアーに参加した2人は、ツアー参加者たちと離れてダイビングを楽しむことに。しかしスタッフのミスでボートが岸に戻ってしまい、2人はオープン・ウォーター(開放水域)に取り残されてしまう。
肉体的、精神的に極限まで追い込まれていくサバイバル・スリラー。
『闇はささやく』
アマンダ・セイフライドが主演を務めた『闇はささやく』。エリザベス・ブランテージの小説「Things Heard&Seen」を基に映画化したサスペンス・スリラー。
マンハッタンから小さな田舎町へ引っ越してきた若い妻は、新居となった古い一軒家にまつわる忌まわしい過去と、夫の恐ろしい裏の顔を知る。
『鳥』(1963)
アルフレッド・ヒッチコック監督の名作『鳥』は、鳥の大群が人間たちを襲うパニック・スリラー。
原作はダフネ・デュ・モーリアの小説「鳥」を基にしている。また、1961年にモントレー湾地域の鳥たちが方向感覚を失い、民家に突っ込んだ出来事からも着想を得たと言われている。
『スクリーム』(1996)
大人気シリーズ第1作目となる『スクリーム』(1996年)は、謎の連続殺人鬼が引き起こした事件の顛末を描いたホラー・サスペンス。
カリフォルニア州の小さな町・ウッズボローで、高校生ケイシーとその恋人が惨殺される。ケイシーのクラスメイトのシドニーの母親も、1年前に何者かに殺されていた。シドニーはある人物が犯人なのではないかと疑い始める。
本作は、フロリダ州ゲインズビルで起こった連続殺人事件から着想を得て製作された。
『ポルターガイスト』(1982)
製作・脚本・原案をスティーヴン・スピルバーグが務めた80年代を代表するホラー映画。
新築の家に引っ越してきた家族は新たな生活をスタートする。だが家の中で奇妙な現象が次々に起こる。やがて末娘キャロル・アンが戸棚に吸い込まれ行方不明になってしまう。
『ポルターガイスト』は、ニューヨーク州ロングアイランドに住むハーマン一家に起こった怪奇現象から着想を得ている。
『悪魔のいけにえ』
トビー・フーパー監督『悪魔のいけにえ』は、実在の連続殺人鬼エド・ゲインがウィスコンシン州で起こした猟奇的事件をもとに映画化された。
1973年のテキサス。5人の若者たちはドライブ旅行に出かけ、途中でヒッチハイクの男性を乗せることに。しかし男はナイフで異常な行動を繰り返し怖くなり車から降ろす。それから夕方になり、5人は一軒の家を見つけ扉を開けて入ると、そこには想像を絶する恐怖が待ち受けていた。
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