役所広司、アジア映画界における長年の功績によりAFA特別功労賞を受賞

役所広司 ©︎The Hollywood Reporter Japan
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アジア・フィルム・アワード・アカデミー(AFAA)は7日、俳優の役所広司に特別功労賞を授与すると発表した。授賞式は3月16日、香港・戯曲センターで開催されるアジア全域版のアカデミー賞「第18回アジア・フィルム・アワード」(AFA)で行われる。

特別功労賞は、アジアの映画界において長年にわたり功績を残し、多大なる影響を与えた映画人を称えるAFA特別賞の最高賞。日本人としては2008年の山田洋次監督、2016年の樹木希林さんに続く3人目の栄誉。アジア全域でもこれまで中国のチャン・イーモウ監督、 台湾のホウ・シャオシェン監督らが並ぶ。

役所はAFAで2010年『十三人の刺客』、2011年『わが母の記』、2019年『孤狼の血』、2023年『PERFECT DAYS』で主演男優賞にノミネートされ、『孤狼の血』と 『PERFECT DAYS』で、香港のトニー・レオン、韓国のイ・ビョンホンと並ぶ最多2度の最優秀主演男優賞を受賞している。今回の受賞の報を受け、「これまでの受賞者の名前を聞き、そのそうそうたる顔ぶれに震えました。大変光栄に思います。この賞をいただき、残された俳優生活の中で、少しでも良い仕事ができるよう励みます。ありがとうございました」と喜びのコメントを寄せた。

役所は授賞式に出席予定で、前日の15日に行われる『PERFECT DAYS』の上映イベントにも参加する。 

記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元

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