ブラッド・ピット主演『F1』の本予告が公開、スピード感満載のレースシーンに注目

Brad Pitt and Damson Idris filming for 'F1.'
映画『F1』を撮影中のブラッド・ピット、ダムソン・イドリス 写真: Dan Mullan/Getty Images
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ブラッド・ピットが主演を務めるF1映画『F1』の本予告が公開された。ジョセフ・コシンスキー監督による本作は、ワーナー・ブラザースが配給し、ピットは早期引退を余儀なくされた元F1ドライバーのソニー・ヘイズ役を演じる。チームオーナー(ハビエル・バルデム)の依頼で復帰し、新人ドライバー(ダムソン・イドリス)の指導を行うストーリーとなっている。

F1のスピード感をリアルに再現するため、F1界のレジェンドであり、この映画のプロデューサーを務めるルイス・ハミルトンと、メルセデスF1代表のトト・ヴォルフが制作に協力。ヴォルフの提案により、映画専用の車を用意するのではなく、本物のF1カーにカメラを組み込んで撮影が行われた。

そのため、ピットやイドリスが運転するシーンは、すべて実際のF1サーキットで撮影され、俳優たちが本物のレースカーを操った。スタントではなく、俳優たち自身が本物のレースカーを操ったことで、より迫力のある映像が実現した。

コシンスキー監督は、ブラッド・ピットが持つ自然な運転技術を絶賛。「彼は最初から驚くほどスムーズに車を操り、その才能がどこから来たのか分からないが、バイク経験が影響しているかもしれない」と語った。その姿を見たプロデューサーのルイス・ハミルトンも、「このプロジェクトは成功するかもしれない」と確信したという。

本作では、前作『トップガン マーヴェリック』の飛行シーン撮影技術を応用し、さらに進化させたカメラシステムを開発。「最大の課題はカメラの重量で、60ポンドもの機材をレースカーに積むわけにはいかなかった」とコシンスキー監督は説明している。

予告編では、ピット演じるソニー・ヘイズがレースへの情熱を語る。「もし最後にすることが車を運転することなら、俺は喜んで受け入れるぜ、何度でもな」と劇中で語るシーンが印象的だ。脚本は『トップガン マーヴェリック』のアーレン・クルーガーが担当し、プロデューサーにはピット、コシンスキー、ハミルトン、ジェリー・ブラッカイマーらが名を連ねている。

映画『F1』は2025年6月27日に公開を予定している。

※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

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