『ウィキッド』パート2の公開日はいつ?気になる後編の情報まとめ

※本ページはプロモーションが含まれています。記事で紹介した商品を購入すると売上の一部が THE HOLLYWOOD REPORTER JAPANに還元されることがあります。
【本記事には、映画『ウィキッド ふたりの魔女』のネタバレが含まれています。】
映画『ウィキッド ふたりの魔女』のファンは、再びオズの素晴らしい世界に戻るのをそう長く待つ必要はなさそうだ。
■Amazonプライム会員なら、送料無料はもちろん、対象作品全部見放題!
■公開日はいつ?
ジョン・M・チュウ監督による2部構成の映画版『ウィキッド』の後編『ウィキッド:フォー・グッド(原題)』は、2025年11月21日に全米公開予定。続編では、ガリンダ/グリンダ(アリアナ・グランデ)とエルファバ(シンシア・エリヴォ)の物語の続きが描かれる。
前編『ウィキッド ふたりの魔女』は、全米でミュージカル映画史上最高のオープニング興行収入を記録し、約1億1400万ドルを稼ぎ出した。
■原作は?
映画シリーズは、グレゴリー・マグワイアによるベストセラー小説を原作とする2003年初演の同名ミュージカルを基にしている。『ウィキッド』は、オズの魔女たちの知られざる物語を描いた作品だ。
ブロードウェイ版の初演では、イディナ・メンゼルとクリスティン・チェノウェスがそれぞれエルファバとグリンダに扮し、映画版の「One Short Day」のシーンではカメオ出演も果たした。
エリヴォによる圧巻の「Defying Gravity」の歌唱で幕を閉じた『ウィキッド ふたりの魔女』。同曲はブロードウェイ版では第1幕のラストにあたるため、チュウ監督が『ウィキッド』を2部作に分ける構想を描くうえで、重要な役割を果たしている。
■物語は“ミュージカルに忠実”
チュウ監督の『ウィキッド』は、ミュージカル版に忠実であり、物語の大筋にはほとんど変更を加えていない。監督は映画の公開前、米『ハリウッド・リポーター』の取材で、制作過程について次のように語っている。
「『Defying Gravity』で物語を締めくくるとすると、エルファバにとって人生で最も重要な瞬間を作り上げなければならない。つまり、舞台版以上にエルファバを丁寧に描き込む必要がある。彼女の幼少期を見せる必要があるし、どうやってあの友情が築かれたのかも描かなければならない。映画というメディアでは、観客はすぐに“ごまかし”を見破るから、あの関係性を信じられるようにするための時間と余裕が必要なんだ。さらに、ガリンダが語り手として全体をまとめ上げて、2作目への伏線を張る役割を担う。そういった要素が次々と加わっていくけど、最終的には美しいバランスを見つけられたと思っているよ」
チュウ監督とチームは、2作品を160日以上かけて同時に撮影し、ストライキによる休止を経て昨年初頭にクランクアップを迎えた。キャストは、前編・後編ともに同じ顔ぶれが続投している。
■後編のストーリーは?
『ウィキッド』の第2幕は、第1幕の明るく華やかな雰囲気から一転し、より暗く重い展開へと進む。
「Defying Gravity」は、舞台版でも映画版でも、エルファバが“西の悪い魔女”へと「変貌」する瞬間を象徴している。映画では、ミシェル・ヨーが演じるマダム・モリブルと魔法使い(ジェフ・ゴールドブラム)が、オズの動物たちから権利を奪う計画に協力することを拒んだエルファバを「邪悪な魔女」として仕立て上げる、という背景が加えられている。
第1幕を通して奇跡的な友情を築いたエルファバとグリンダだが、エルファバは魔法使いに反旗を翻す道を選び、グリンダはその場に留まることで、2人の道は別れていく。
■新曲も登場?
魔法使い役のゴールドブラムはインタビューで、第2部にはミュージカルの作詞・作曲を担当したスティーヴン・シュワルツによる「いくつかの新曲」が登場すると明かしており、共同脚本家のウィニー・ホルツマンとデイナ・フォックスも米『ハリウッド・リポーター』の取材で認めている。
ホルツマンは、「第2部に新曲を入れたかったのは、私たちがどうしても惚れ込んでしまった楽曲のアイデアがいくつかあったからです」と語っている。
映画『ウィキッド ふたりの魔女』は現在、劇場公開中。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
【関連記事】
- 映画『ウィキッド』の衣装に隠されたフェミニズム オスカー受賞デザイナーが明かす
- シンシア・エリヴォ&アリアナ・グランデが来日『ウィキッド ふたりの魔女』ジャパンプレミア
- 『ウィキッド』日本語版声優が会見、高畑充希「感慨深すぎてどうしよう」
- 2025年に映画化予定の小説は?『ハウスメイド』や『第10客室の女』などベストセラー小説が映像化【前半】
- 【子ども向け映画】春休みにおすすめ!配信で観れる日本・海外の注目作を厳選