K-POP界の新星・CORTIS(コルティス)の素顔 ―― デビュー2か月で世界席巻!「自分たちの本当の姿を届けたい」
 
		デビューわずか2か月とは思えない完成度で世界を驚かせるK-POPボーイズグループ、CORTIS(コルティス)。BTSやTOMORROW X TOGETHERといった世界的スターを輩出したBigHit Musicが6年ぶりに送り出した5人組は、初の公式スケジュールでロサンゼルスを訪問中だ。コリアタウンのダンススタジオに現れたマーティン(MARTIN)、ジェームス(JAMES)、ジュフン(JUHOON)、ソンヒョン(SEONGHYEON)、ゴンホ(KEONHO)は、礼儀正しく挨拶を交わすとソファに腰を下ろした。
16歳から20歳という若さ――インタビュー当日、ジェームスは20歳の誕生日を迎えたばかりだった――にもかかわらず、彼らはすでに世界の音楽チャートを駆け上がり、国際的ポップスターへの道を歩んでいる。だが本当に驚くのは、音楽について語り始めた瞬間、彼らがベテランアーティストの顔を見せることだ。
デビューEP『COLOR OUTSIDE THE LINES』は、若さそのものを体現している。コンセプト重視の芸術的アプローチをあえて避け、先行シングル「Go!」では奔放でキャッチーなサウンドを前面に押し出した。ロサンゼルスの街を駆け回るミュージックビデオは、まさに「ティーンがティーンのために作った」という印象を与える――それこそが彼らの真の姿だからだ。
音楽制作やアートディレクションにも深く関わるCORTIS。セカンドトラック「What You Want」は、「Go!」とは対照的にトラップビートをギターとドラム中心のアンセムに置き換えている。しかし両曲に共通するのは、CORTISの核となる哲学――「期待通りの音楽」ではなく、「本物であること」へのこだわりだ。
以下、『ハリウッド・リポーター』のインタビューで、CORTISはロサンゼルスでのファンとの交流、BTSやTXTという先輩グループの足跡をたどることの意味、そして「本物であること」への揺るぎない信念について語った。
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――デビューから約2か月が経ちましたが、今の気持ちはいかがですか?
マーティン:本当に現実味がないんです。数日前、Red Bullのダンスバトルにゲストとして招かれたんですが、そうした場所に呼んでいただけること自体が信じられない気持ちでした。ずっと夢見ていた場所に自分がいるなんて、本当に不思議な感覚です。
ジュフン:こちらでもファンサイン会を開いたんですが、本当にたくさんの方が来てくださって驚きました。同時に、心から感謝の気持ちでいっぱいでした。

――デビューして間もないうちに、ロサンゼルスでのイベント出演や海外でのファンサイン会を行うことになるとは予想していましたか?想像以上に早い展開ですよね。
ソンヒョン:正直、海外のファンの皆さんからこれほどの愛や注目をいただけるとは思っていませんでした。
――これまでで一番驚いたことは何ですか?
ジュフン:僕はBillboard 200にチャートインしたことです。(CORTISのデビューEPはBillboard 200で15位に初登場)まさかそんなことが起こるなんて、想像もしていませんでした。
マーティン:本当に、まったく予想していませんでした。
ジュフン:今回のアルバムでは、自分たちをどう表現するかに集中していたので、結果的にこうした成果につながったことに感謝しています。
――長い練習生期間を経てのデビューですが、今回の成果は報われたと感じますか?
マーティン:はい、とても価値のある経験だと感じています。まるで夢が叶ったような気持ちです。Billboardに入るなんて想像もしていませんでした。チャートに入ること、1位を取ること…Spotifyの「Daily Viral Songs Global」で1位を獲得したり、Apple Musicの韓国チャートでも上位に入ったりして。本当に信じられないです。自分たちがどんなふうにこの曲を作ったかを知っているからこそ、たくさんの人が楽しんでくれて、ダンスチャレンジをしてくれるのを見ると感謝の気持ちしかありません。
ジュフン:僕は特に、ステージでパフォーマンスできること自体が一番のやりがいだと思っています。
ジェームス:チャートに入ることはもちろん大きな成果ですし、音楽的な目標のひとつではあります。でも、僕たちは数字や順位だけを目指しているわけではありません。大切なのは、曲を通して自分たちが何を感じ、どんな気持ちを表現できるかということです。僕たちの一番の目標は、「どれだけ自分たちをリアルで正直に表現できるか」なんです。チャートに入るのはうれしいことですが、本当に仕事に誇りを感じられる瞬間は、人々の前でパフォーマンスをして、直接出会ってつながるときだと思います。
――ファンの皆さんとの関係はどのように感じていますか?自分たちをどんなふうに共有していくかは、練習では学べない部分ですよね。
ジェームス:個人的には、まだ始まりにすぎないと思っています。デビューしてまだ2か月ですし、まだ伝えきれていないことがたくさんあります。これから見せていけるものが本当に多いです。今までもいろいろな一面を見せてきましたが、僕たち自身や身近な人しか知らないような部分もまだたくさんあります。時間をかけて、ファンの皆さんと共有していけたらと思っています。友だちのようにお互いを理解し合って、一緒に成長していきたいです。
マーティン:正直であること、そして誠実であることが一番大切だと思います。K-POPや音楽業界において、ファンの方々とのコミュニケーションはとても重要です。僕たちのファンは本当に素敵な方ばかりなので、良い関係を築いて、これからもっとたくさん交流していきたいです。

――BTSやTXTといった非常に成功した先輩たちがいますが、BigHit Musicからデビューするということは、皆さんにとってどんな意味がありますか?
ジェームス:本当に光栄なことです。僕たちももちろん苦労や大変なことはありますが、正直に言うと、先輩たちが道を切り開いてくれたおかげで、僕たちはたくさんのチャンスや選択肢を得ることができています。
マーティン:もし先輩たちがいなかったら、僕たちは今ロサンゼルスに来ていないと思います。
ジェームス:僕たちがこうして音楽を作り、活動できているのは、すべて先輩たちのおかげです。その足跡をたどれることが本当に名誉なことだと感じています。
マーティン:普段はわりと落ち着いていて、のんびりしているタイプなんですが、「自分の先輩がBTSなんだ」と思い出すと、一気に気が引き締まります。本当にすごいことですよね。世界のトップアーティストが自分の先輩なんて、今でも現実とは思えません。TXTも本当にすごいグループです。良い意味で“クレイジー”だと思います。
ジェームス:「CORTISは恵まれた環境にいる」と言われても、それはその通りだと思います。でも、だからこそ僕たちは自分たちの情熱をより強く見せていかなければならないし、努力を惜しまずに頑張る姿勢を示したいです。良い環境にいるからこそ、地に足をつけていないとすぐに道を見失ってしまう。それを常に意識しています。
――一緒にトレーニングをしてきたとはいえ、デビューしてからはまだ短い時間しか経っていません。チームとしてお互いを理解しながら働くことについてはどう感じていますか?
ソンヒョン:グループが結成されてから2年になります。練習生の頃から、一緒に楽曲やアルバムを制作してきました。その過程で絆が深まり、どうコミュニケーションを取るかを学ぶことができました。お互いのやり方を理解するという意味では、練習生の期間にすでに多くを学んでいたので、今は「成長痛」のようなものはあまり感じていません。
ジェームス:僕たちは5人全員で一緒に創作しています。曲を書いたり、映像を撮ったり、振り付けを考えたり。そういった共同作業を通して、自然とたくさん会話をするようになりました。
マーティン:衝突することもありますが、激しいケンカにはなりません。話し合いで解決することが多いですし、ときには少し時間をおいて気持ちを整理することもあります。時間が経つと自然と元に戻って、また一緒に前に進めるんです。
ジュフン:僕は、ひとりじゃなくチームがいることを本当に幸運だと感じています。人数が多いことで助けられる場面も多いですし、より多くのアイデアを出し合えるので、より独自性のある「CORTISらしい」作品を作れるんです。
マーティン:チームでいることで、ひとりのときよりもプレッシャーが少ないというのもありますね。

――自分たちが制作に関わることで、より強く作品とつながっていると感じますか?
ジェームス:はい、間違いなくそう感じます。自分たちの作品やストーリーを自分たちで作り上げることは、とても自然なことです。僕たちにとっては、クリエイティブな活動が「自分たちを表現する手段」なんです。ふざけたり、遊びながら作ったものがそのままアートになることもあって、それが僕たちにとって一番自然な形なんです。
マーティン:たとえば、今制作中の2枚目のアルバムでも、歌詞を書いていると「この歌詞、かっこいい!」と思う瞬間があります。でも、ふと「これって自分たちのことじゃないな」と気づくときもあるんです。そういうときは一歩引いて、「自分たちは誰なのか」「何を伝えたいのか」を考え直します。そうやって生まれたのが1枚目のアルバムでした。そして幸運なことに、その音楽が多くの人に共感してもらえたんです。
ゴンホ:1枚目のアルバムでは、「自分たちの本当の姿」を表現したいという気持ちが強くありました。自分たちにしか語れないストーリーを届けたい。アルバムの一番のテーマは“リアルさ”でした。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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