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「これはミネアポリスのための歌だ」──スプリングスティーン、ICE抗議曲を地元で初披露

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ICE 抗議曲を初披露したブルース・スプリングスティーン
スコット・クーパー監督の伝記映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』上映後にパフォーマンスを披露したブルース・スプリングスティーン(2025年10月22日) 写真:RODIN ECKENROTH/GETTY IMAGES FOR AFI
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ブルース・スプリングスティーンが、ICE(米移民・関税執行局)への抗議を込めた新曲「Streets of Minneapolis」を、ミネアポリスの老舗ライブハウスファースト・アベニュー(First Avenue)で初めてライブ披露した。

同曲は、アレックス・プレッティとレネー・グッドがICEの関与を指摘される事件で死亡したことを受け、スプリングスティーンが今週水曜日に急きょ発表した楽曲。ICEの対応をめぐり批判が高まる中、トム・モレロ(ロックバンド・レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)は、金曜日にチャリティー・コンサートを開催すると発表し、収益の100%を被害者家族に寄付するとしていた。

モレロがSNSで公開した告知フライヤーには、メロコア・バンドのライズ・アゲインスト、ギタリストのアル・ディ・メオラ、シンガーソングライターのアイク・ライリー(Ike Reilly)らの出演が記されており、加えて「非常に特別なゲスト」の存在が示唆されていた。

当日、トム・モレロがブルース・スプリングスティーンを「私の良き友人であり、自由のための闘士」と紹介すると、会場は大きな拍手に包まれた。ステージに立ったスプリングスティーンは、楽曲制作の経緯と、リリース前にモレロから受けた助言を観客に語った。

ブルース・スプリングスティーンのICE抗議曲「Streets of Minneapolis」
「Streets of Minneapolis」
画像:Amazon.co.jp

「トムは感情豊かな男でね。僕が『ちょっと説教くさいかな?』と言ったら、彼はこう言ったんだ。『ブルース、ニュアンスも大事だ。でも時には、真正面から蹴りを入れる必要がある』って」

そう前置きした上で、スプリングスティーンは観客に向けてこう語った。

これはミネソタ州ミネアポリスの人々、そして私たちの良き国、アメリカ合衆国の人々のための歌だ

「Streets of Minneapolis」では、〈国土安全保障省(DHS)に属する“キング・トランプの私兵”〉という表現が用いられ、〈2026年の冬、私たちは路上で命を落とした人々の名を忘れない〉という一節がサビで繰り返される。

スプリングスティーンは、楽曲発表時にも次のようにコメントしていた。

「この曲は土曜日に書き、昨日レコーディングし、今日みなさんに届ける。ミネアポリスの街に満ちる“国家による恐怖”への応答だ。ミネアポリスの人々、無実の移民の隣人たち、そしてアレックス・プレッティとレネー・グッドの記憶に捧げる。自由であれ」

一方、トランプ政権は同楽曲を「無関係」と一蹴。ホワイトハウス報道官のアビゲイル・ジャクソンは米『ハリウッド・リポーター』に対し、以下の声明を発表した。

「トランプ政権は、危険な不法犯罪者を地域社会から排除するため、州および地方政府と連携することに注力している。無関係で不正確な意見に基づく楽曲に関心はない」

ブルース・スプリングスティーンがトランプ大統領を批判するのは、今回が初めてではない。2025年5月のツアー「The Land of Hope and Dreams Tour」では、ステージ上で政権を厳しく批判し、「私が愛し、書き続けてきたアメリカ――約250年にわたり希望と自由の灯台だった国は、今や腐敗し、無能で、裏切りに満ちた政権の手にある。民主主義を信じるすべての人に、権威主義に声を上げ、自由を響かせてほしい」と語っていた。

これに対し、トランプ大統領はSNS「Truth Social」でブルース・スプリングスティーンを激しく非難。しかしスプリングスティーンは、米『タイム』誌のインタビューで「彼が私をどう思おうと、まったく気にしない。彼は、憲法修正第25条や弾劾制度がなぜ存在するかを体現する人物だ」と語っている。

【「Streets of Minneapolis」公式オーディオ】

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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