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【第68回グラミー賞(2026年)】受賞結果 ―― バッド・バニーが年間最優秀アルバム賞、ケンドリック・ラマーがラッパー最多受賞記録更新

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【第68回グラミー賞(2026)】主な受賞結果
【第68回グラミー賞(2026)】主な受賞結果 写真:Getty Images
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第68回グラミー賞授賞式が2月2日(日本時間)に開催され、バッド・バニーがアルバム『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』で年間最優秀アルバム賞を受賞した。今年の音楽界最大の祭典は、受賞結果だけでなく、社会的メッセージや豪華パフォーマンス、追悼企画でも強い印象を残した。

▼バッド・バニー、感極まりスペイン語でスピーチ

バッド・バニー
バッド・バニー=2026年のグラミー賞授賞式にて 写真:Frazer Harrison/Getty Images

プエルトリコ出身のバッド・バニーは、受賞の瞬間、感情をあらわにしながらスピーチの大半をスペイン語で行った。式の前半には最優秀ラテン・アーバン・アルバムも受賞しており、圧倒的な存在感を示した。

2月9日(日本時間)にはスーパーボウルのハーフタイムショー出演も控えており、スピーチでは「ICE(米移民・関税執行局)、出ていけ」という言葉とともに、憎しみよりも愛を選ぶべきだと訴えた。

【動画】バッド・バニー 年間最優秀アルバム賞受賞スピーチ

▼年間最優秀レコード賞はケンドリック・ラマー&シザ

ケンドリック・ラマー
ケンドリック・ラマー=2026年のグラミー賞授賞式にて 写真:Getty Images

年間最優秀レコード賞は、ケンドリック・ラマーシザによる「luther」が受賞。ラマーはさらに、アルバム『GNX』で最優秀ラップ・アルバム賞も獲得し、ジェイ・Z(25冠)を抜き、ラッパーとしてグラミー賞史上最多受賞記録を更新した。

【動画】「ヒップホップは存在し続ける」ケンドリック・ラマーが受賞スピーチ

▼最優秀新人賞はオリヴィア・ディーン

グラミー賞2026でパフォーマンスを披露するオリヴィア・ディーン
グラミー賞2026でパフォーマンスを披露するオリヴィア・ディーン 写真:Kevin Winter/Getty Images for The Recording Academy

今年の最優秀新人賞には、2024年にSUMMER SONICで圧巻のパフォーマンスを披露したイギリス発の新鋭、オリヴィア・ディーンが選出された。ディーンは受賞スピーチで、「私は移民の孫として、ここに立っています。私は“勇気”の結晶です。だからこそ、そうした人々は称えられるべきだと思います」と観客に語り、会場からは大きな歓声が上がった。

【動画】オリヴィア・ディーン 最優秀新人賞受賞スピーチ

受賞スピーチでは、複数のアーティストがICE(米移民・税関捜査局)を批判する発言を行い、音楽と社会的発言が交錯する夜となった。

▼豪華パフォーマンスとサプライズ演出

【グラミー賞2026】でヒット曲「APT.」を披露するブルーノ・マーズとロゼ
グラミー賞2026でヒット曲「APT.」を披露するブルーノ・マーズとロゼ 写真:FRAZER HARRISON/GETTY IMAGES

当日の授賞式では、レディー・ガガ、サブリナ・カーペンター、ジャスティン・ビーバー、BLACKPINK ロゼ、ブルーノ・マーズ、ファレル・ウィリアムスらがパフォーマンスを披露。

2026年グラミー賞でパフォーマンスを披露したレディー・ガガ
2026年グラミー賞でパフォーマンスを披露したレディー・ガガ 写真:FRAZER HARRISON/GETTY IMAGES

また、最優秀新人賞ノミネート者全員による特別ステージや、シェールが生涯功労賞を受賞するサプライズも注目を集めた。さらに、映画監督のスティーヴン・スピルバーグは、音楽ドキュメンタリー作品で初のグラミー賞を受賞し、EGOT達成を果たしている。

▼追悼企画とレジェンドへの敬意

ローリン・ヒル
ロバータ・フラックへの追悼パフォーマンスを披露したローリン・ヒル 写真:Christopher Polk/Billboard/Getty Images

番組内では、オジー・オズボーン、ディアンジェロ、ロバータ・フラックへのトリビュートも実施。さらに「In Memoriam」セクションでは、音楽界で亡くなった功労者たちに敬意が捧げられた。

【動画】ポスト・マローンがオジー・オズボーンに捧ぐ魂のパフォーマンス

▼日本人ノミネート者も

日本からは今年、作曲家・指揮者の挾間美帆が器楽作曲賞、ギタリストの山岸潤史が地域土着音楽アルバム賞、ピアニストの中村恵理が室内楽/小編成楽団演奏賞、デザイナーのスズキ・ユウリがアルバム装丁賞にノミネートされた。

第68回グラミー賞授賞式は、米ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナにて開催され、昨年に引き続き司会はトレバー・ノアが務めた。

▼第68回グラミー賞(2026年)主な受賞結果

受賞結果は★太字で示す。

■年間最優秀レコード

  • 「DtMF」バッド・バニー
  • 「Manchild」サブリナ・カーペンター
  • 「Anxiety」ドーチー
  • 「WILDFLOWER」ビリー・アイリッシュ
  • 「Abracadabra」レディー・ガガ
  • 「luther」ケンドリック・ラマー & シザ★
  • 「The Subway」チャペル・ローン
  • 「APT.」ロゼ & ブルーノ・マーズ

■年間最優秀アルバム

  • 『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』バッド・バニー★
  • 『SWAG』ジャスティン・ビーバー
  • 『Man’s Best Friend』クリプス, プッシャ・T & マリス
  • 『Let God Sort Em Out』サブリナ・カーペンター
  • 『MAYHEM』レディー・ガガ
  • 『GNX』ケンドリック・ラマー
  • 『MUTT』レオン・トーマス
  • 『CHROMAKOPIA』タイラー・ザ・クリエイター

■年間最優秀楽曲

  • 「Abracadabra」レディー・ガガ
  • 「Anxiety」ドーチー
  • 「APT.」ロゼ & ブルーノ・マーズ
  • 「DtMF」バッド・バニー
  • 「Golden (KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ)」ハントリックス: イージェイ, オードリー・ヌナ, レイ・アミ
  • 「luther」ケンドリック・ラマー & シザ
  • 「Manchild」サブリナ・カーペンター
  • 「WILDFLOWER」ビリー・アイリッシュ★

■最優秀新人賞

  • オリヴィア・ディーン★
  • KATSEYE
  • ザ・マリアス
  • アディソン・レイ
  • ソンバー
  • レオン・トーマス
  • アレックス・ウォーレン
  • ローラ・ヤング

■最優秀ポップ・パフォーマンス(ソロ)

  • 「DAISIES」ジャスティン・ビーバー
  • 「Manchild」サブリナ・カーペンター
  • 「Disease」レディー・ガガ
  • 「The Subway」チャペル・ローン
  • 「Messy」ローラ・ヤング★

■最優秀ポップ・パフォーマンス(グループ)

  • 「Defying Gravity」シンシア・エリヴォ&アリアナ・グランデ★
  • 「Golden (KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ)」ハントリックス: イージェイ, オードリー・ヌナ, レイ・アミ
  • 「Gabriela」KATSEYE
  • 「APT.」ロゼ & ブルーノ・マーズ
  • 「30 For 30」ケンドリック・ラマー & シザ

■最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム

  • 『SWAG』ジャスティン・ビーバー
  • 『Man’s Best Friend』サブリナ・カーペンター
  • 『Something Beautiful』マイリー・サイラス
  • 『MAYHEM』レディー・ガガ★
  • 『I’ve Tried Everything But Therapy (Part 2)』テディ・スウィムズ

■最優秀ロック・アルバム

  • 『private music』デフトーンズ
  • 『I quit』ハイム
  • 『From Zero』リンキン・パーク
  • 『NEVER ENOUGH』ターンスタイル★
  • 『Idols』ヤングブラッド

■最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム

  • 『SABLE, fABLE』ボン・イヴェール
  • 『Songs Of A Lost World』ザ・キュアー★
  • 『DON’T TAP THE GLASS』タイラー・ザ・クリエイター
  • 『moisturizer』ウェット・レッグ
  • 『Ego Death At A Bachelorette Party』ヘイリー・ウィリアムズ

■最優秀R&Bアルバム

  • 『BELOVED』GIVĒON
  • 『Why Not More?』ココ・ジョーンズ
  • 『The Crown』レデシー
  • 『Escape Room』テヤナ・テイラー
  • 『MUTT』レオン・トーマス★

■最優秀ラップ・アルバム

  • 『Let God Sort Em Out』クリプス、プッシャ・T & マリス
  • 『GLORIOUS』グローリラ
  • 『God Does Like Ugly』JID
  • 『GNX』ケンドリック・ラマー
  • 『CHROMAKOPIA』タイラー・ザ・クリエイター

■最優秀コンテンポラリー・カントリー・アルバム

  • 『Patterns』ケルシー・バレリーニ
  • 『Snipe Hunter』タイラー・チルダース
  • 『Evangeline Vs. The Machine』エリック・チャーチ
  • 『Beautifully Broken』ジェリー・ロール★
  • 『Postcards From Texas』ミランダ・ランバート

■最優秀映像作品サウンドトラック

  • 『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
  • 『F1®/エフワン』
  • 『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』
  • 『罪人たち』★
  • 『ウィキッド』

■最優秀ミュージック・ビデオ

  • 「Young Lion」シャーデー
  • 「Manchild」サブリナ・カーペンター
  • 「So Be It」クリプス
  • 「Anxiety」ドーチー★
  • 「Love」OK Go
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