ビリー・アイリッシュの兄、妹を全力擁護 ―― グラミー賞ICE批判スピーチで炎上も「声を上げ続ける」
歌手のビリー・アイリッシュの兄フィニアス・オコネルが、グラミー賞でのスピーチをめぐり妹を批判する人々に対し、痛烈に反論した。
▼ビリー・アイリッシュの兄、批判者に真っ向反論
■波紋を呼んだビリー・アイリッシュのスピーチ
ビリー・アイリッシュは2月2日(日本時間)開催の第68回グラミー賞で年間最優秀楽曲賞を受賞した際、「盗まれた土地に不法な人間などいない」とスピーチし、「くたばれ、ICE!」と叫んだ。トランプ政権の移民政策を批判したスピーチは、全米で論争を巻き起こした。
■兄フィニアスが「白人の老人たち」に反撃

妹ビリー・アイリッシュへの批判が高まる中、兄でプロデューサーのフィニアス・オコネルが自身のThreads(スレッズ)で反撃に出た。
「僕の24歳の妹がスピーチで言ったことに、権力を持った白人の老人たちが大勢激怒しているのを目にしています。皆さんの名前なら、例のエプスタインのファイルでしっかりと拝見していますよ」
▼共和党上院議員もスピーチに言及

ビリー・アイリッシュのグラミー賞での発言をめぐる騒動はさらに拡大。共和党のテッド・クルーズ上院議員が、Netflix・ワーナー合併に関する公聴会の場で、ビリー・アイリッシュのスピーチを引き合いに出したのだ。
クルーズ上院議員は「エンタメ界は深く腐敗している」と述べ、「その歌手は、(グラミー賞のあと)すぐに大豪邸に帰っていった」と、名指しは避けながらも明らかにビリー・アイリッシュを批判した。
▼「声を上げ続ける」兄フィニアスの決意

「アーティストは政治に関わるべきではない」という意見に対しても、フィニアスは反論を展開。
「アーティストは政治的発言をするなと言いながら、その発言について何日も批判し続けるのは矛盾しています。『セレブの意見なんて重要じゃない』と言うなら、そもそも話題にしなければいい。批判者たち自身が騒ぎ立てることで、逆に僕たちの発言を重要なものにしているんです。あなたたちがイライラし続ける限り、僕は声を上げ続けます」
今回のグラミー賞では、バッド・バニー、シャブージー、オリヴィア・ディーンもICE批判を展開。ビリー・アイリッシュとフィニアスは「ICE OUT」(ICE、出ていけ)のピンバッジを着用して登場し、明確な政治的メッセージを発信していた。
若きアーティストたちの社会的発言が、アメリカのエンタメ界と政治の関係に新たな一石を投じている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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